正月というタイミングは不思議なもので、何か買い物をしたくなる。
かなり昔の話だが、2006の正月にも「カメラのチャンプ」にてデジタルカメラ「RICOH GR-D」を衝動買いしたことがあった。その件については
雑文558に書いてある。
さて、今年も正月がやってきた。
豚児がお年玉で3千円もの思い切った買い物をしたのを見て、我輩も何か買いたくなってしまったカメラがある。それは、"ナノ一眼"と呼ばれる「PENTAX Q」。
並のコンパクトデジタルカメラより小さいかも知れない。
最初に「Q」を知った時、あまりに小さなそのイメージセンサーに驚いた。
「ナノ一眼とは言ってもマウントの径はそこそこあるのに、なぜイメージセンサーだけが極端に小さいんだ?」
説明によれば、イメージセンサーは小さくとも、裏面照射イメージセンサーと最新の画像処理エンジンによって高画質を実現しているという。
確かに技術進歩で解決出来るものなのかも知れないが、だとしてもなぜあのような小さなイメージセンサーを選ぶのかが解らない。開発陣はあのサイズが一番相性が良かったなどと言っているらしいが、物には限度があろう。あれでマトモな画が得られるなら苦労は無い。
ところが正月になると「Q」が気になって仕方無い。なぜだ?
よくよく自己分析してみると、どうやら昔の「PENTAX auto110」で感じていた魅力を「Q」に見出したようだ。それが正月気分によって呼び起こされたらしい。