2000/04/05
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表紙
1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
6.写真置き場
7.テーマ別写真
8.リンク
9.掲示板
10.アンケート
11.その他企画
12.カタログ
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Nikon FG
印刷用 (68KB)
スペック
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シャッター
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1/1000〜1秒・B(電子シャッター)
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X接点
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1/90秒
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測光方式
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中央部重点測光
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撮影モード
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絞り優先/プログラム/マニュアル
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サイズ
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136.0×87.5×54.0mm
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重量
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490g
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発売年
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1982年
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新品価格
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−絶版−
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中古相場
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\25,000前後
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備考
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モータードライブ装着可。
露出計はアナログメータ式。
ファインダー視野率92%
ファインダー倍率0.84倍
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ダイヤル部
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我輩の説明
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1980年に発売されたEMの後継機種と思われる。EMでは絞り優先AEのみだったが、FGではプログラムAEとマニュアルが追加追加された。
F3に慣れた手で持ってみると、さすがに小さく軽い。中折れ式の巻き上げレバーの動作感もまあまあだ。このサイズだとレンズもそれに合わせたものを使いたくなる。我輩は、銀座の「レモン社」で購入した逆輸入の50mmF1.8(新品)を装着しているが、この組み合わせはなかなか良い(ただ、逆輸入の50mmF1.8は金属ボディではなくプラスチックだが)。
引き締まったボディはなかなかのものだが、2つの点が気になる。
1つは、シャッターの切れの悪さだ。ちょっとしたタイムラグがある。カメラ雑誌には「FGは瞬間絞り込み測光のプログラムなのでタイムラグがある」と書いてあるが、電池を抜いてメカニカルのX接点でシャッターを切っても同じくらいのタイムラグを感じる。
もう1つは、シャッターダイヤルのクリック間隔が広すぎるということだ。クリックストップ自体は強いのだが、そのクリックとクリックの中間がやけにまどろっこしい。これは気分の問題なので実害は無いのだが・・・。
コンパクトなボディとプログラムAEでさりげなく撮り歩き、しかもいざという時にはマニュアル露出ができるという安心感。このメリットは、2つの気になる点を忘れさせるに充分だろうか? それは個人の価値判断が決めればいいことだ。少なくとも我輩の手元には、1台のFGがある。
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