2000/04/05
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表紙
1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
6.写真置き場
7.テーマ別写真
8.リンク
9.掲示板
10.アンケート
11.その他企画
12.カタログ
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このサイトの主旨
「電池が無くても動くカメラがある」と言っただけで驚かれることがある。これも、時代の流れか。
そもそも、フィルム感材を使う銀塩写真は、原理的に電気を必要としない。シャッターの精度を上げる目的で電子化したモデルもあるが、現代の電子化の主な目的は「自動化」である。
1985年に、初の本格的ＡＦ一眼レフカメラ「ミノルタα−７０００」が発売されて以来、カメラは極限まで自動化されてきた。全ては電子化され、カメラの象徴でもあった「シャッターダイヤル」と「絞り環」さえも液晶表示の中に隠れてしまった。
しかし、カメラが写真を撮るための道具である以上、撮影者の意図を反映させる余地が無くてはならない。このことは、メーカー側は百も承知である。
この、「自動化」と「意図の反映」という矛盾した要求に応えるため、今日のカメラはいびつな進化を遂げてしまった。
自動でありながらも、数多くの「モード」を選択しなければ、シャッターを切ることさえできない。
これでは、従来通りの「シャッターダイヤルと絞りの組み合わせを決める」手間と大差ないではないか。いや、もっと複雑なのではないか（ちなみに液晶表示カメラでは、マニュアル露出の設定は説明書なしでは難しい）。
本末転倒とはまさにこのこと。
今こそ基本に返り、単純明快で、人間に近いカメラを使おう。
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各説明
- カタログ掲載機種選定について
- ここでのカメラ紹介は、中古でしか手に入らないものも含まれている。
中古カメラは、「安く手に入れるため」という考え方もあるが、マニュアル設定が軽快なカメラが少なくなった現在では、どちらかというと「中古でしか手に入らないから」という動機のほうが大きい。最近、中古関連の雑誌が急に増えてきたのも、そんなニーズが背景にあるというわけである。
ここに挙げた機種は主に、マニュアル露出の設定がダイヤル式にて行えるAFカメラ及びMFカメラを対象にしている。
また、最近は電子ダイヤルで設定値を変えることができるものが多くなったが、これらはスイッチが入っていないと現在の設定が見えないという理由で除外した。
また特に、中古カメラについては次の点も考慮した。
●入手しやすいもの（2000年4月時点）
●あまり古すぎないもの（2000年4月時点）
●水銀電池など生産中止した電池を使っていないもの
なお、相場はあくまで目安なので、店や時期によって変わる。特に中古カメラの場合は、需要と供給の関係や、傷などの程度による要素も加わるため、大きく相場を外れるカメラもある。
- カタログについて
- 同一メーカー内では、画像の縮尺を揃えている。マウント径が同じだということが判るはずだ。
ただし、別メーカー間での縮尺については、特に意識していない。
データ量を最小限にするため、カタログのイラストはモノクロ(4bit-COLOR)とした。
なお、掲載情報は2000年4月時点での内容である。個別に更新する場合があるが、全体をフォローしきれていない部分もあるのでご了承願いたい。
- ＰＤＦデータについて
- カタログ各ページにおいて、印刷用のＰＤＦデータを置いている。
ＨＴＭＬに貼り込んだイラストはＧＩＦであるため、それを印刷してもジャギーが出る。ＰＤＦファイルなら、プリンターの解像度に応じた画質が得られる。
なお、モノクロレーザープリンタで出力した場合、スペックの部分（着色した部分）が網点となると思うが、その網点の大きさによっては、文字が読みにくくなることがある。
なお、掲載情報は2000年4月時点での内容である。個別に更新する場合があるが、全体をフォローしきれていない部分もあるのでご了承願いたい。
- デザインについて
- 動作を優先させるため、デザインには凝ってはいない。
トップ画面が表示されなくとも、メニューさえ表示されれば各ページへ飛ぶことができるはずだ。リンクを貼った項目は、画像ボタンではなく極力文字とした。
マクロメディア・フラッシュ等、プラグインを必要とするものは今後も導入するつもりは一切無い。
ただし、視認性の悪い配色やレイアウトがあった場合には、改良を検討するだろう。
基本的には、暗背景での文字表示としている。それが我輩にとって読み易いためである。明背景では背景が眩しく感じられ、長時間の作業が辛くなるのだ。
（我輩のパソコンでは、エディタやイメージビュワー等の文章を読むツールでも同じような設定としている。）
- カメラ雑文の記述について
- 現代は言葉の移り変わりが激しいため、どの時代に読んでも意味が分かるようにと略語をなるべく用いないようにしている。（例：「デジカメ」→「デジタルカメラ」、「コンビニ」→「コンビニエンスストア」）
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