2000/04/05
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表紙

1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
6.写真置き場
7.テーマ別写真
8.リンク
9.掲示板
10.アンケート
11.その他企画

12.カタログ Nikon
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カメラ雑文

[612] 2008年01月14日(月)
「株式会社 ジー コーポレーション」

ここ数年、禁煙の波は広がっており、いよいよタクシーでも全面禁煙化されたという。
しかしながら先日、喫煙を断られた乗客がタクシーの運転手に暴行をはたらき、軽傷を負わせて逮捕されたというニュースがあった。
しかもその加害者は、実は客として乗った別のタクシー運転手だったのだ・・・。

我輩は、このニュースを聞いて仰天した。
同業者というのは抜きつ抜かれつの競争相手ではある反面、同業者の苦労は人一倍解るものだ。そのため、禁煙についての理解を求める立場というのは、この加害者は解っているはずである。
しかしそうでありながら、運転手の座席の背もたれを後ろから蹴り、タクシーを降りた時に殴りかかった。そしてその理由が「喫煙を断られて腹が立った」という理不尽極まりないもので、まさに開いた口が塞がらぬ・・・。

−−−−−−−−

我輩はこれまで、数種のウェブサイトを制作・運営してきたが、そのどれもが素材の製作に時間がかかっている。
文字であれば時間は別として特別なコストは発生しないのだが、画像となればデジタルカメラやその交換レンズ、フィルムを使用すればフィルム代と現像代/マウント代などが上積みされる。
(デジタルカメラなどは、「その撮影のためだけに購入したのでは無かろう」と言われるかも知れないが、用途が広範囲であろうともそのような商品撮影用途が購入を決めた主要因であるならば、そのための機材と言えよう。)

以前、雑文436「ニュース速報」にて、我輩の撮った自動車事故現場の写真を掲載したが、この写真を「世界びっくりカーチェイス CLUB "a"」というサイトで無断で転載されたことがある。
そのことを雑文436の追記に書いたところ、早速該当ページが丸ごと削除されてしまった。恐らく、アクセスログからリンクされたのを察知したのではないかと思う。そうでなければ、他の写真も掲載されたページを"無かったこと"にするわけがない。
まあ、削除されてしまったページであるから、今さらどうこうする話ではない。

さて、我輩は運転初心者ながらも車が好きで、よく車関係の画像掲示板を巡回して珍しい車や興味深い車の画像を収集している。
するとそこに、「株式会社 ジー コーポレーション」(千葉県船橋市小野田町1509-1 TEL:047-457-0001 FAX:047-457-0132)という車屋のサイトが紹介されていた。

面白そうな内容として紹介されていたため、我輩もそこを見てみることにした。
すると、「5ちゃんねる」と題されたリンクボタンがありそこをクリックしてみると、何だか違和感のあるページへ飛んだ。
「ム・・・、我輩の何かが反応している・・・。何だこの違和感は?」

よく見ると、そのページのトップデザインに使われているCanon製デジタルビデオカメラの画像が、どうも我輩の撮った写真のように思える。
我輩の頭の中には、雑文の記述だけでなく、画像のデータベースも構築されているため、画像を一目見ただけでデジャヴュを感じるのだ。
「これは、雑文480で掲載した画像か・・・?」

株式会社 ジー コーポレーション

もちろん、市販のビデオカメラを撮影した写真であるから、似たような画像があるのは考えられる。そう思って雑文480を開いてみたのだが、どのように見ようとも同一の画像であるとしか思えぬ。

株式会社 ジー コーポレーション

「ジー コーポレーション」掲載の画像



雑文480に掲載している写真


見ると、そのビデオカメラにはレイノックス製ワイドコンバージョンレンズが装着されており、しかもゴムローレットの位置までピッタリ同じなのだ。このコンバージョンレンズはネジ込み式のため一定位置には止まらず、我輩はかなりキツく締め込んであるため止まり位置は別の者とは異なるだろう。また、製品自体のゴムローレットの位置がバラバラである可能性も高い。それなのに、このように見事に合致するとは・・・。



大きさを合わせて交互に表示してみた。


他にもライティングの加減なども見たが、何から何まで一致すると言わざるを得ない。
結局のところ、この画像は我輩の撮った写真を転用したと認定した。

「サイト制作・運営がどれほど手間がかかるかというのは、制作者ならば理解出来るだろうになあ。逆に、自分が撮った写真を勝手に使われたらイヤじゃないのか?」
まさに、同業者に殴られたタクシー運転手のような、そんな感覚を覚えた。
しかも今回、画像を加工しており、同一性の保持さえ無い。

ふと思うことがあり、そのサイトのトップページを見てみた。
すると、「写真等すべての情報の版権は株式会社ジーコーポレーションに帰属します。無断転用を禁止します。」などと書かれているではないか。
ここまで来ると、もう笑うしか無い。これは、ブラックジョークなのだ。

株式会社 ジー コーポレーション

自分の著作権だけ主張しているところがブラックジョークを狙っており笑える。


しかしそれにしても、会社名を晒してまで捨て身でジョークを放つという度胸には恐れ入る。
ブログのほうを見ても、客の見られる場所に客を貶したことを書くなどなかなか気合いの入った内容であるし、恐らく生活のためではなく趣味で営んでいるショップなのであろう。

いずれにせよ、前回の「世界びっくりカーチェイス CLUB "a"」の件にしても、今回の「株式会社 ジー コーポレーション」にしても、"車関係"という共通点があるのは興味深い。
車関係というのは、こういう感じなのか?


結局のところ、我輩として一番痛いのは、このようなことに無駄な時間を浪費したことである。
そのお礼としては何だが、ここでショップの宣伝ということで晒しておきたい。いずれこの雑文も検索エンジンでヒットするようになるだろう。



●2008.01.19 追記
もう検索エンジン「Google」にこのページが登録されているようだ。現時点で「株式会社 ジー コーポレーション」で検索すると、検索4ページ目の真ん中に現れる。
今後、もっと上位に現れるといいのだが、SEO対策は難しいからな・・・。


●2008.02.01 追記
検索エンジン「Google」での「株式会社 ジー コーポレーション」の検索結果が、7ページ目に落ちてしまった。


●2008.02.10 追記
盗用先の該当ページのデザインが変わってビデオカメラの画像が目立たないようになっている。どうやら向こうのアクセスログで当ページを発見した様子。ゴマカシ作戦発動か?
しかしそうは言っても、画像そのものはサーバにアップされたままになっている(http://www.g-corporation.co.jp/5chan/img/555.gif)。恐らく、慌てて修正版をアップしたのだろうが肝心の画像は消し忘れたということだろう。表面上は見えないから、よくそういう手違いはある。こちらでHTMLまるごとごっそり保存しているから、そんなに慌てなくともいいんだが。
とりあえず、画像ファイルがいつサーバから消えるのかが見物だな。
それから、検索エンジン「Google」での「株式会社 ジー コーポレーション」の検索結果が、4ページ目に戻った。

<この画像が消えたら、サーバから削除されたということを意味する>
http://www.g-corporation.co.jp/5chan/img/555.gif
画像が削除されるまでの日数---> 日(後日記録)

●2008.02.11 追記
今更の感はあるが、「世界びっくりカーチェイス CLUB "a"」のアクセスログ画面を発見した。
** ここをクリック **
当サイトからのアクセスが幾つかあるのが笑える。
世界びっくりカーチェイス CLUB
多分、管理者はこのページを見て仰天し(まさに"世界びっくり"というところか)、すぐにこの画面をアクセス不能にするだろう。あるいは、さりげなく当サイトからのアクセスをカウント外にするだろうか。そのタイミングが注目だな。ここを見ているという確実な証拠になる。
アクセス対策するまでの日数--->4日

●2008.02.16 追記
世界びっくりカーチェイス CLUB "a"」のアクセスログの件、このページからのアクセスはカウントしないように変更されたようだ。
しかしそんなことをすると、こちらで何か動きがあると察知出来ないため、我輩が想像するに、恐らく別の解析ページを設けてそこでモニタリングしているのではないかと思う。
まあどちらにせよ、世界びっくりカーチェイス CLUB "a"の管理者はこのページを見ているというのが確定したわけだ。
もう写真無断盗用はするなよ。