2000/04/05
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表紙

1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
6.写真置き場
7.テーマ別写真
8.リンク
9.掲示板
10.アンケート
11.その他企画

12.カタログ Nikon
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カメラ雑文

[500] 2004年07月26日(月)
「今年の帰省計画」

雑文では触れなかったが、今年のゴールデンウィークは一泊旅行で鴨川シーワールドへ行った。
片道2時間ほどの距離で、豚児を連れて行くには程良い。
そしてこれはひとつのテストでもあった。特急列車に豚児を乗せ、どのくらいおとなしくしているか。
幸いなことに、ゴールデンウィークは一般の会社よりも一日早かったため、特急はガラガラに空いており、仮に豚児が暴れ回ったとしても問題は軽い。
実際には、特に暴れ回ることはなかったのだが、それでも「アンパンマーン!」などと大声を出したり、オムツを替えたりする場面があり、これが混んだ状況であれば厳しいと予想された。

今年の夏は、豚児を九州の実家に連れて行く予定である。曾祖父母が元気なうちに会わせようと思っている。
我輩の場合は、自分の曾祖父母とは時代を共有することは出来なかったが、豚児には曾祖父母が九州には3人もいる(うち2人は90歳近い)。その3人が元気な今のうちに会わせておきたい。
後になって豚児がそのことを覚えていなくとも、写真の中で一緒に収まっていれば、会った日のことを実感することだろう。

さて、九州へはどのようにして行くか?
いつもならば新幹線を使うのだが、豚児を連れて行くのであれば、ゴールデンウィーク時の事前テストから判断すると不適であろう。
何しろ、帰省ラッシュピーク時には、博多行きの新幹線は指定席の通路にまで乗客が溢れるのだ。トイレに行くのも人をかき分けて行かねばならぬ。その状態で7時間もおとなしくしているはずがない。狭い席でオムツを替えるのも顰蹙(ひんしゅく)もの。

かといって、飛行機は選択肢に入らない。8月は台風シーズンでもあり、台風程度ですぐに運休とするのだから飛行機では予定が立たない。
去年は強風・豪雨でも運行を続けた新幹線のほうが却って早く着いた(参考:雑文439)。

大阪までは新幹線で、そして大阪からはフェリーでのんびりと行こうかとも考えたが、いくら広い船内とはいえ、他の客との雑魚寝はヘナチョコ妻が気に入らないとのことで却下された。

また、新幹線には個室付きのものもあったそうだが、既に廃止されたとのことで考える余地が無い。

それならばと、寝台列車(ブルートレイン)の個室を考えた。
寝台列車で九州へ行くと13時間はかかる。しかしそれは、翌朝に九州に着くという意味での時間調整の結果であり、乗車時間だけを単純に比較出来るものではない。中途半端に速度アップして、例えば午前3時などに着いてもどうしようもないからな。

昔、我輩が大学受験で関東へ行く時には開放型のB寝台を利用したことがあるのだが、その時は個室ではないため落ち着かず、しかも途中駅での停車・発射時のショックであまり熟睡出来ず次の日に疲れを残した。
今回は大丈夫か・・・?
少なくとも、ヘナチョコと豚児はいったん寝てしまえば余程のことが無い限り目を覚ますことは無い。

A寝台個室はそれなりに高額で、大人2人(幼児は添い寝をすれば無料)の往復で約12万円。費用は実家にて出すとのことで、それに甘えることにした。

旅の間は、当然ながら豚児を中心に撮影を行うことになろう。
予測のつかない豚児の動きを確実に捉えなければならないが(滅多に来ない九州であるから撮影の失敗は出来ない)、そのために必要な経験は大撮影会の時に積み重ねたので何とかなるという自信はある(特にストロボ撮影)。

ところでカメラはどれにするか。
狭い寝台個室では画角が広く最短撮影距離が短いほうが有り難い。そうなると、50mmレンズで最短撮影距離1メートルの「New MAMIYA-6」では少々ツライ。そうは言っても、他には一眼レフの「ブロニカSQ-Ai+40mm」しか無い。撮影が主目的な旅ならばともかく、家族を連れた帰省であるから重量と操作の面で大変。しかもストロボを使うには、ホットシュー付きのスピードグリップを装着せねばならず軽量化を阻害する。
場合によっては、豚児を脇に抱えて片手で撮影しなければならないこともあろう。やはり軽量・AE撮影可・ダイヤル式の「New MAMIYA-6」しかあるまい。それに加え、自作魚眼カメラでも持って行くとするか。