2000/04/05
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表紙

1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
6.写真置き場
7.テーマ別写真
8.リンク
9.掲示板
10.アンケート
11.その他企画

12.カタログ Nikon
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カメラ雑文

[418] 2003年04月16日(水)
「生殺し(その後)」

先日の雑文412「生殺し」では、「BRONICA SQ-Ai」のオーバーホールについてなかなか見積りを出さぬブロニカ(タムロン)に生殺し状態にされ、現在のカメラをオーバーホールするか、あるいは新品カメラボディを買うべきかが決まらず困り果てていた。
もし見積り金額が高ければ、不安の無い新品を買うほうが良い。

さて、オーバーホール依頼をして1週間ちょっと過ぎた。
まだ早いとは思うが、催促の電話をヨドバシカメラに入れてみる。
すると、回答はメーカーから行うことになるという。「メーカーから?」とは思ったが、了承して待つことにした。

すると、それから2時間くらいしてタムロンから電話があった。タイミング的に、ヨドバシからタムロン側に連絡を入れたのだろうか。
だが、今回も見積りは出なかった。

向こうの話としては、以前同じようなケースで、ボディ側には異状が無くレンズ側に原因があった事例について、ボディのみをオーバーホールしたことにより客とのトラブルを経験している。後々、「無駄なオーバーホールだった」と言われないために、原因がハッキリしない状態ではオーバーホールするのは躊躇(ためら)われる。そのため、レンズ共々修理に出して欲しいとのことだった。

我輩としては、レンズは別のボディ(BRONICA SQ)にて使用中で、数週間もの間手放すわけには行かないと主張した。
ボディのみのオーバーホールをしてもらえば、少なくともボディについての心配事は無くなる。その状態で再び不具合があればレンズ側の問題と判明する。その時は、新たにタイミングを図り直し(少なくともゴールデンウィークや盆休みなどを外して)、レンズを修理に出すことにすれば良い。
ボディはスペアがあるからこそ、1ヶ月半もの間預けていられるのである。

我輩は、「とにかく金の問題では無く、狙った瞬間にシャッターが切れないというのが最も困る。オーバーホールで点検してもらうか、あるいは新品を買うかの選択をしたいが、そのための判断としてとにかく見積りが欲しい。」という主張を、この電話で3回は繰り返した。

相手は、それを聞いて我輩の意図を理解したようだった。
そしてやっと、症状についての話に移った。

撮影中にシャッターが切れなくなるのは稀であること、その際バッテリーチェックランプは点灯しないこと、バッテリーの出し入れをすると現象が直ること、これらを説明した。
我輩としては、レンズシャッターカメラであろうともミラー上昇はボディ単体で動作するため、レンズシャッター側の問題では無いように思える。何より、SQでは電池が無くとも単速1/500秒で動作するような構造である。
もしレンズ側の可能性があるとすれば、レンズの電気回路がボディ側回路に干渉して回路全体が一時的に死んだのか?そうだとすれば、バッテリーチェックランプが点灯しないことの説明にはなるが・・・。

まあそれはともかく、症状の説明について、相手は「なるほどなるほど」というふうに聞いていた。
見積りが出るか?そう思ったがやはり今日も出なかった。見積もりは後日連絡するとのこと。それで電話が終わった。

ウーム、補修箇所があるかどうかによってオーバーホールの値段が上下するというのは想像出来るが、それではカバーを開けて点検してみなければならないのではないか? そして、その時点で工賃は発生すると思うのだが。
大体の目安となる価格表など無いのかと思う。

生殺し状態はまだまだ続く・・・。