先日の
雑文408にて、不調のカメラ「ブロニカSQ-Ai」をオーバーホール(要見積り)に出したという話を書いた。
あれから3週間ほど経ったが連絡が無い。
「見積り程度で3週間以上もかかるのであれば、実際のオーバーホールでは半年くらいかかるかも知れない。」などと心配になってきた。
そこで昨日、ヨドバシカメラまで行って確認してみた。
すると、またもやカメラが送り戻されており、「現象が確認できません」と伝票に記載されていた。
オーバーホールに現象云々など関係あるのか?
伝票にはその他に「実際に使用していたセット(レンズやフィルムホルダー)を付けてもう一度出してくれ」ということが書かれていた。
ウーム、レンズは今使っているのであるから、1ヶ月も手放すことは不可能。ボディのみではオーバーホールの受付は出来ないということか?それとも、オーバーホール自体受け付けていないということか?
しかも「異状の無い電装を取り替えるのはコストがかかる」とも書かれていた。
コストがかかるというのは、どれくらいかかるのかを教えてくれ。高ければそのカメラを棄て、新品を買う。そういった判断はこちらでやるから、いい加減に見積りを出せ。
メインボディのみの新品店頭価格が9〜10万円であるから、オーバーホール&補修費が7万円くらいでボーダーラインか。
とにかく、ここぞという瞬間にシャッターが切れなければ安心して写真を撮れない。それを実現させるために金がかかるのであれば仕方無かろう。
まさか、そのための金を節約し、このまま使い続けるというわけにもいくまい。
ブロニカはどうも「確実性」に対する思想が薄く、写真を撮る側の立場が解らないようだ。現象が現れなければ全く受け付けない。フタさえも開けて見ない。見積りすら出さない。
我輩が会社員でなければ、ブロニカの営業時間内に営業所へ出向くことも出来ようが、現状ではヨドバシカメラなどを経由するほか無い。そのため時間もかかるのだが、やはり1ヶ月近く経ってもオーバーホールの見積りが出ないのは少しおかしい。
時間がかかるのは、修理などを外注に出しているからか?あるいは、タムロンに吸収され消化されかかっているブランドだからヤル気が無いか?
こんな調子では、ブロニカを使い続けるにはスペアが欠かせない。
我輩の現在のスペアボディは、1/2秒シャッターが1秒で切れるという半壊状態の「ブロニカSQ」のみ。露出が正確でないので、段階露出の枚数が6枚となった。この状態をいつまで続ければ良いのか。
ブロニカが「オーバーホールに100万円かかります」とでも言ってくれれば、新品ボディを買う決心が付くものを・・・。
ブロニカよ、頼むから見積りを出してくれ。このままでは生殺しでツライ。