日曜日、葛西臨海公園へ出かけた。
ここへは何度も行っているが、最近やたらデカイ観覧車が竣工したとのことで、「Canon EOS-D30」の野外テストを兼ね、行ってみることにした。
デジタルカメラはイマイチ信用ならぬため、魚眼レンズを装着した「Nikon F3」も同行させた。
「JPEG最高画質」で260枚撮影可能なマイクロドライブを装着しているが、果たしてバッテリーがそこまで保つだろうか? 一応、スペアバッテリーを持っていくことにする。購入時は野外使用を考えていなかったため、バッテリー一体型グリップは持っていない。そのため、バッテリーが切れれば入れ替える必要がある。まあ、大した手間でもないが。
この葛西臨海公園は、東京ディズニーランドのすぐ隣にある。公園だけあって、ゆったりとした造りが好印象である。東京ディズニーランドのような閉じきられた窮屈な空間ではない。
ここはヘナチョコ妻と最初にデートした場所であるが、その時の映像記憶は断片的でしか残っていない。やはり写真は想い出として残すには重要である。
さて、観覧車の間近で写真を数枚撮った。魚眼レンズを装着した「Nikon F3」で撮影したのだが、さすがの大観覧車もかなり小さく見える。
当初、「かなり混んでいるだろう」との予想で観覧車に乗ることは考えていなかったが、実際に行ってみるとテレビで見たような行列は無かった。ちょうど良いタイミングなのか、あるいは一時期混んでいただけなのか。とにかく切符を買って階段を上がった。そこにはフジのデジタルカメラ「(フジックスDS-300)」を持つスタッフ。
「記念写真をお撮りします」ときた。背景は何も無いところ。こんなところで記念撮影とは・・・。大体のオチは分かってはいるが、面倒なので素直に撮られた。
観覧車はゆっくり回るので、乗ってしばらくはヘナチョコを撮ったりして過ごす。数分後、かなり高く上ったところで魚眼レンズで撮影を始めた。魚眼レンズはNikon用しか無いため、銀塩でしか撮れない。しかし、魚眼の面白い景色を早く見たいので、Nikon用レンズを強引にCanonマウントにくっつけて撮影した。ピントは苦労するが、我輩のテクニックをもってすれば何の問題も無い。露出も最初からマニュアルであるから簡単である。
さて、観覧車から降りてくると、先ほど撮られた写真が出力されていた。1枚800円だったろうか。フチが飾られている程度だが、頼みもしない写真を買うなどということは我輩のプライドが許さぬ。
結婚式の時と同じだ。