ミノルタα-303siの絞り機構が故障したという件、修理をキャンセルしたものの、いまだにヨドバシカメラから「取りに来て」という電話は無い。
単純に、留守の時に電話を掛けたのかも知れないが、それでも掛け直したりはするだろう。
印象というのは怖いもので、こういう時にも妙な想像を巡らしてしまう。
ミノルタが自社で修理しているのか、あるいは外部に委託しているのかは知らないが、それでもミノルタの印象がそのまま想像にも適用されることになる。
まず、悪い想像が先に来る。
・・・まあ、ちょっとひねくれた想像だったかも知れないが、あり得ない内容でもない。後の精神的ショックを少しでも軽くするために、悪いほうへ想像するのは仕方のないことなのだ。
しかし、もし(1)が本当だったとしたら、これほど無駄なことは無い。
我輩はこのあと、保証の効いている中古店から修理を出すつもりなのだが、結局は同じところへ修理に出されるだろう。
「何だよ、またこのカメラか。」
そんな声が聞こえてくるような気がする。
修理して、また元に戻して、そして修理する・・・。こんなにイジくられては、華奢な絞り機構は更に寿命を縮めてしまう。
最悪のケースと言える。
次に、良い想像を無理に考えてみようと思ったが、これはなかなか難しい。強いて言えば、サービスとして無料で修理してくれているとも思えなくもないが、他の客への言い訳が出来なくなるため、その可能性はほとんどゼロと言える。
「タダで修理してくれたっていう人がいたんだけど。」
などと客に言われれば、金が取れなくなってしまうからな。普通はそんなことはやらない。普通はな・・・。
まあ、真相は(2)というところだろうな。
いいから早く返してくれよ。