2000/04/05
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表紙

1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
6.写真置き場
7.テーマ別写真
8.リンク
9.掲示板
10.アンケート
11.その他企画

12.カタログ Nikon
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カメラ雑文

[694] 2010年05月23日(日)
「北陸ドライブ(5月2日−4日目)」


引き続き、撮影に関する記述には黄色で着色した。


●能登島を出る

車中泊では目覚まし時計をセットしているのだが、いつもアラームが鳴る前に起きてしまう。周囲のクルマが活動を始めるので、目が覚めてしまうのだ。
カーテンを開けてみると、ちょうど朝日が昇るところだった。

<朝日が昇る>
朝日が昇る
[Nikon D200/18-70mm] 2010/05/02 05:08

この日は、主に能登半島北側の海岸を攻める予定。そして最終的に東側へ回り込み、「見附島(みつけじま)」へ行くことにしたい。
「見附島」は通称「軍艦島」とも呼ばれ、写真で見ると、まさに軍艦が寄港しているような風景である。普通の島とは異なる高くそびえたその姿に、我輩の好奇心が刺激された。

というわけで、まずは輪島港近くの「鴨ヶ浦」から始めようと思う。
ただそれにしても、疲れが溜まっているようで眠気が取れない。朝食を食べてしばらくまた横になったりして、ようやく活動を始めたのは8時前。輪島港へ向けて出発した。

能登島を出る際、昨夜通った橋「能登島大橋」をもう一度渡ってみたかったのだが、カーナビゲーションの示す道は別の橋「ツインブリッジのと」だった。

<ツインブリッジのと>
ツインブリッジのと
[Nikon D200/18-70mm] 2010/05/02 08:08

その後しばらくは内陸の道を走り、1時間かけて輪島市街地に到着した。


●鴨ヶ浦(石川県輪島市)

輪島市街は観光地という雰囲気で、まだ朝ではあったものの観光客で賑わっており、交差点では多くの警官が交通整理にあたっているのが見えた。

<輪島市街>
輪島市街
[車載ビデオカメラ] 2010/05/02 08:55

現地に駐車場があるかどうかの情報は掴んでいなかったが、カーナビゲーションの地図を見ると、何とかなりそうな場所のように見えた。 実際、港には停められる所はあったが、「鴨ヶ浦」はまだ先のほうにあるらしい。しかし我輩はそこにクルマを置き、徒歩で先を進むことにした。
歩いていると、海で生活をしている町という雰囲気がある。朝の散歩としてはちょうど良い。

10分ほど歩くと、堤防が見えてきて、その先に海が広がっていた。
目当ての「鴨ヶ浦」らしき場所も左のほうに見えていたので、そちらのほうへ行った。 見れば、ある程度の台数が停められそうな駐車場があった。まあ、奥まで進んで行って駐車場が無いよりは良かろう。

見ると、なかなか見事な海岸地形が見えている。
ちょっとした潟湖(せきこ=ラグーン)とでも言うような浅瀬の内海があった。ほとんど波に揺られず、海草が多いものの水底まで鮮明に見えていた。

<浅瀬の内海>
浅瀬の内海
[PENTAX 645N/45-85mm(45mm)] 2010/05/01 09:17

この内海はとても広いプールとしても使えそうに思ったのだが、実はプールは別に作られており、それなりに手すりなども備え付けられていた。
見たところ水底は自然の石そのままにゴツゴツしているので泳ぎにくそうにも思うが、夏になれば誰かが泳ぐのだろうか。

<海のプール>
海のプール
[Nikon D200/18-70mm] 2010/05/02 09:21

さて、この辺りの地形は、地学本によれば石灰質の砂岩層で、緩い向斜をなしているという。
確かに、地層に由来すると思われる直線的な浸食が多いようだ。浸食に強い層と弱い層があるのだろう。

<直線的な浸食>
直線的な浸食
[PENTAX 645N/45-85mm(45mm)] 2010/05/01 09:42

帰り際、ふと足下の水面に目をやると、ウミウシが這っているのが見えた。
子供の頃に図鑑ではよく見ていたウミウシだったが、実物を見たのは今回が初めて。子どもの頃に想像していたスケール感よりも実物はかなり小さいのは印象的だった。
指先でつついてみたところ、ブヨブヨしていてまさに"貝"というか"ナメクジ"というか、そんな感触だった。

<ウミウシ>
ウミウシ
[PENTAX 645N/45-85mm(85mm)] 2010/05/01 09:56

ふと周りを見渡すと、他にもウジャウジャいるのに気付いた。なぜこの場所に集中している?
しかし良く考えたら、他の所にもいたということも考えられる。我輩が気付かなかっただけかも知れない。
そう思って先程歩いた岩の上を戻り、適当な場所で水面をジッと見てみた。すると、そこにもウミウシがたくさん這っているのが見えた。まるでウミウシの養殖場だな・・・。
ちなみに、ウミウシは貝の仲間ではあるが、食べてもかなり不味いらしい。

元来た道を歩きクルマに戻ると、もう車内が熱気で充満していた。この季節で、この温度。本格的な夏になればどうなることやら。

さて、今度は海岸線に沿って東へ行こうと思うが、途中、「千枚田」と呼ばれる観光名所があるらしく、そこへ寄ることにしようか。
「千枚田」とは、海岸近くの斜面に作られた棚田のことで、そばにある道の駅からその様子を一望出来るとのこと。
地学本を開いてみると、この「千枚田」は典型的な地滑り地形の上に作られたものだと書かれている。こういう地滑り地形は、この辺りの地域ではよく見られるものらしい。


●千枚田(石川県輪島市白米町)

10時半頃、道の駅「千枚田ポケットパーク」に到着。
"ポケットパーク"という名前のとおり、駐車場の台数はかなり少なく、少し順番待ちが必要だった。

事前情報のとおり、道の駅から「千枚田」が一望出来た。
ここが地滑り地形だという意識があるので、想像力が働いて棚田が出来る前の様子が目の前に浮かんでくるように思えた。そのため、写真には「千枚田」だけでなく、地滑りで流れてきた方向にもカメラを向けシャッターを切った。

<地滑り地形の上に作られた千枚田>
地滑り地形の上に作られた千枚田
[PENTAX 645N/45-85mm(45mm)] 2010/05/01 10:45

他の観光客を見ると、棚田のほうに歩いて行く者が多くいた。我輩も間近で見てみようかと思ったが、今回の目的は地滑り地形の全体を俯瞰することであり、棚田を見物することではない。まだ先へ行く予定があるのだから、時間の浪費はやめておこう。

道の駅のソフトクリームがおいしそうだったが、金が無いので諦め、クルマに戻って出発。「千枚田」の滞在は30分程度であった。

だが千枚田を出発してちょっと走ると、なかなか景色の良いポイントが幾つもあり、停車出来そうであればその都度停まって撮影をした。
これは、地質的な興味というよりも写真景色的な興味のせいなのだが、そのまま通過するのがもったいなく思い、思わずブレーキを踏んでしまうのである(もちろん後続車の有無を確認してブレーキを踏んでいる)。
それに、せっかくキレイに水拭きしたクルマであるから、風景の中に入れて写真を撮りたいという気持がも起こるのは仕方無い。


<海景色をバックに記念撮影>
海景色をバックに記念撮影
[PENTAX 645N/45-85mm(55mm)] 2010/05/01 09:56

●仁江海岸(石川県珠洲市)

それにしてもあまりに撮影ポイントが多く出現するので、「その都度停車していたら時間がいくらあっても足りないなぁ」と思い始めていたところ、今度は本当に地質学的な興味をそそるような地形が見えてきた。
しかしクルマを停める適当な場所がなかなか出てこない。500メートルほど過ぎて、ようやく停車スポットが現れたので早速クルマを停めた。

クルマから降りて、今走ってきた道を徒歩で戻る。500メートルとは言え、さすがに徒歩は時間がかかる・・・。
だが目の前にその景色が広がった時には、その苦労も消えるような気がした。

<仁江海岸の頁岩層>
仁江海岸の頁岩層
仁江海岸の頁岩層
[PENTAX 645N/45-85mm(45mm)] 2010/05/01 12:06

ここは後日確認したところ、珠洲(すず)市の「仁江海岸」という所らしく、地学本によれば泥岩が積み重なった頁岩(けつがん)層とのこと。
詳しいことは後ほど調べるが、この地層の傾き加減がまた良い。大地の動きが視覚的に表されているのが分かり易いのだ。

我輩は、図鑑に出てくるような、視覚的に分かり易い教材的な写真を撮ることを目標にしている。撮影者の個性が前に出ない、被写体が主役の写真である。
「自分が撮った写真を見せたい」というのではなく、「この被写体を見せたい」という写真の原点が我輩の求めるところなのだ。
これなどは、まさにその被写体として最適と感ずる。


30分ほどしてクルマに戻ろうと歩き出したが、海岸は色々なものが散らばっているので下を見て歩くのが面白い。確かにゴミばかりだが、その中に昔のトイレか浴室の壁の欠片があるのに気付いた。
その欠片には、昭和の時代を感ずるとても懐かしいタイルが貼ってあった。

「子どもの頃、どこの家に行ってもこんな感じだったなぁ。いつの間にか目にすることがなくなったが、こんなところで出会えるとは・・・。」

<昭和を感ずるタイル>
昭和を感ずるタイル
[Nikon D200/18-70mm] 2010/05/02 12:09

ところで、クルマに戻る際にふと前方を見ると、すぐそこに「揚げ浜塩田」というものがあるのに気付いた。確かに塩田が近くにあるらしいことは知っていたが、こんなに近くにあるとは思わなかった。もし行くなら、クルマを移動するまでもないほど。
だが自然地形とは関係無いこともあり、時間の節約のため、ここからは「見附島」へ向けて寄り道することなく進むことにした。


●見附島(石川県珠洲市)

「見附島」には13時頃到着した。ちなみに駐車場はそれなりの広さが確保されており、しかも無料なのが嬉しい。
クルマから降りて道を渡ると、すぐに「見附島」が目に入った。遠景に見えるその姿は、まさに軍艦が寄港している風景に見えた。

<見附島>
見附島
[PENTAX 645N/45-85mm(85mm)] 2010/05/01 13:11

この島は全体が珪藻土で出来ているという。
ちなみに、珪藻土はこの地域の特産物「七輪」の原材料とのこと。食べられる土らしいのだが、本当だろうか。にわかに信じ難い。

近くまでは石を敷き詰めた桟橋のような道を歩いて行けるのだが、少々波が打ち付けており、もっと波が高い時には渡るのが怖いだろうなと思わせた。

ここまで近くに来たのだから実際に触ってみたりしたかったのだが、そこまでは道が続いていなかったし、島自体も崩れ易くなっているようで、近付くのは危険だろうと思われる。 しかし、島のてっぺんに登ってキャンプなどしたら、地学的興味とは関係無く楽しそうだ。

<近くから見上げる見附島>
近くから見上げる見附島
[PENTAX 645N/45-85mm(55mm)] 2010/05/01 13:19

撮影では、広角レンズ主体かと思われたが、横からの角度で撮ろうと思うと意外にも望遠が必要となり、クルマまで取りに戻った。
こういう時、駐車場が近いと何かと便利である。


<望遠で撮る見附島>
望遠で撮る見附島
[PENTAX 645N/80-160mm(160mm)] 2010/05/01 13:26

このような島が、どのようにして出来たのか、見れば見るほど不思議に思う。
しかしながら、この島は地震や風雨などで少しずつ崩れているらしく、もしかしたら、昔はかなり大きな島だったのかも知れない。いや、元々は陸続きで、それが海食によって一部分が孤立して島になったのではないか?
もしそうならば、この軍艦の形は、地質学的スケールで言えばほんの一瞬の姿に過ぎないと言える。

気付くと、もう時間は13時50分。
撮るターゲットは「見附島」だけということもあり、色々と角度をつけて撮ってはみたものの、さすがにもう十分か。

それにしても、まだこの時点では昼食を摂っていない。どこかにコンビニエンスストアが無いかと思ったが、隣接した「恋路海岸」まで行けば、この日の目的は大体完了する見通し。陽も傾きつつあるし、どうせならそこを済ませてから昼食としたい。


●恋路海岸(石川県鳳珠郡能登町)

「恋路海岸」は、見たところ白っぽい岩が多くある海岸で、場所的にも「見附島」に近いことから、恐らくこちらも珪藻土で出来ているものと推測する。

<恋路海岸>
恋路海岸
[Nikon D200/18-70mm] 2010/05/02 14:11

ここには「弁天島」という小さな陸繋島(りくけいとう=トンボロ)のようなものがあり、社が祀られていた。

<弁天島>
弁天島
[PENTAX 645N/45-85mm(55mm)] 2010/05/01 14:12

またここからは、先程の「見附島」が遠方に見える。ちょうど真横から見るような位置だった。
デジタルカメラのレンズを望遠ズームに替え、300mmで撮影してみた。

<遠方に見える「見附島」>
遠方に見える「見附島」
遠方に見える「見附島」
[Nikon D200/18-70mm・70-300mm] 2010/05/02 14:00

時間ももう14時半近く。では、そろそろ昼食とするか。
近くのコンビニエンスストアを検索して行ってみると、風通しの良い広い駐車場がある店だった。

食後はしばらく休憩していたが、どうにも疲れが抜けない。暑いこともあるが、快晴のせいで紫外線が強かったのかも知れない。身体がだるいだけでなく、目がシバシバする。
この疲れは今日1日だけのものではなく、これまで蓄積されてきたもののような気がした。

考えてみればそれもそうか。車中泊でなくとも、毎日出掛けていれば疲れはするだろう。暑い時などは特にそうなる。去年の北海道の時は寒かったからまだ良かったのだ。

さて、これからどうするか。
しかし考えがなかなかまとまらない。この日の活動はもう打ち止めとしても良いのだが、翌日の予定を立てねば今夜の宿泊地が決められない。
我輩としては、翌日は「のと鉄道」の廃線跡探訪をするつもりだったが、このだるさでそんなことが出来るのか疑問に思う。
「明日も快晴のようだし・・・暑いだろうなぁ・・・。」
だんだん、気が重くなってきた。

結局、廃線跡探訪は断念することにした。去年の北海道と同じような感覚で考えていたらとても体力が持たない。寒さならば体力はそれほど低下しないが、暑さは極度に体力を消耗させる。そうでなくとも我輩は暑さには弱い。

そういうわけで、もし廃線跡探訪を中止とするならば、初日で行けなかった宇奈月温泉でのレッドアロー号の撮影をしようか。そして次の日の午前中に千葉へ帰還すればいい。当初の予定よりも1日早いが、体力を考えたらもうこの旅も限界だろう。

しかし、能登半島の先端から富山県の宇奈月温泉まではかなりの距離がある。この日のうちになるべく近くまで移動しておきたいものだが、どこまで行けるだろうか。
時計を見ると、16時。生活時間に入るには、あと2時間くらいの距離が限度だろう。それを考えると、最初に泊まった氷見市が適当だとの結論に至った。ここならば銭湯や道の駅など勝手が分かっているので、余計なことで悩まなくても済む。
クルマを発車させ、氷見市を目指した。


●氷見市

疲れた目で一般道を2時間も走行するのは疲れるが、それでも何とか氷見市まで辿り着くことが出来た。
氷見市に入ると、富山湾が見渡せる海岸公園があったので、そこで海を眺めたり散歩したりして夕方のひとときを楽しんだ。

<氷見市の海岸公園>
氷見市の海岸公園
[Nikon D200/18-70mm] 2010/05/02 18:17

暗くなってきた頃、そろそろ生活時間に入らなければならないと思い、カーナビゲーションで検索したスーパーマーケット「バロー」を目的地設定し、クルマを発車させた。「バロー」とは名前が面白い。無意識ながらもつい「バーロー、バッキャロー」などと独り言を言ってしまう。

10分もしないうちに「バロー」に着いたのだが、広い駐車場を中心にして周囲に色々な店があり、地方都市にありがちな雰囲気であった。「カメラのキタムラ」も見える。我輩としては、この何でもない日常的な感じが居心地良さそうに思えた。機会があれば数日暮らしてみたい気もする。

<スーパーマーケット「バロー」>
スーパーマーケット「バロー」
[Nikon D200/18-70mm] 2010/05/02 18:48

早速、夕食や次の日の朝食などを仕入れようと思ったのだが、惣菜コーナーにはめぼしい物が何も無い。そもそも客も少ない。この時間だともうタイムアップか?

だが選り好みはしていられない。グズグズしていると、残り物すら他の客に取られてしまう。急いで208円の「鶏南蛮」と138円の「冷やしうどん」を確保。これで明日の朝まで足りるかどうか・・・。

飲料水も欲しいが、安いものは2リットルのブレンド茶で98円のものがあった。ウーロン茶は尿が近くなるので運転する時には向かないのだが、まさかこれにウーロン茶がブレンドされているか? まあ、入ってないはずが無いか。だがそのボトルが一番安いのでそれを買うことにした。

食料を確保して安心してレジを通ったところ、なんと、食料品売り場とは別の売り場で、専門店の惣菜コーナーが幾つかあったのに気が付いた。
「なんだ、わざわざ残り物に手を出さなくても良かったのか・・・。」
まだまだこの町の住民にはなりきれていなかった。

クルマに戻って「鶏南蛮」を食べた。おかずだけを食べるのも味気ないが、あとは菓子パンを食べて我慢するしか無い。
食べた後、辺りはすっかり暗くなっていた。クルマのエンジンをかけると、メーターのイルミネーションが浮かび上がった。我輩はそれを見て、「さあ帰ろう」という気持ちになった。この場合の"帰る"というのは、"車中泊"を意味するわけだが。

<闇に浮かび上がるメーター>
闇に浮かび上がるメーター
[Nikon D200/18-70mm] 2010/05/02 19:16

「では銭湯に行こうか」と思い駐車場内でクルマを転回させていると、通りを挟んだ向かい側に古本ショップがあるのに気付いた。もしかしたら、掘り出し物があるかも知れない。
我輩は、銭湯へ行く前に古本ショップへ寄ってみることにした。

<古本ショップ>
古本ショップ
[Nikon D200/18-70mm] 2010/05/02 19:37

こういう古本チェーン店では、どこでもマンガ本が多い。ここも例外ではなく、半分以上がマンガだった。
しかし探せばあるもので、我輩としての掘り出し物を何冊か手に入れることが出来た。寄ってみた甲斐はあったと言える。それに、観光的な買い物ではなく、このような日常的な買い物というのは、この土地の住民になったような気にさせてくれる。


●銭湯「有磯の湯」(富山県氷見市)

銭湯は、当然ながら北陸初日に行った「有磯の湯」。19時半頃に到着。
まだ二回目だというのに、少し日を空けて行ったせいか、ほんのり懐かしい気持ちになる。

<銭湯「有磯の湯」>
銭湯「有磯の湯」
[Nikon D200/18-70mm] 2010/05/02 20:32

●道の駅「氷見」(富山県氷見市)

道の駅「氷見」には、20時40分頃に到着。
ところが、今はゴールデンウィーク真っ最中のせいか駐車場はほぼ埋まっているではないか。計算外とは、まさにこのこと。
しかし、たまたま見付けた隙間的スペースにかろうじてクルマを滑り込ませることが出来たのは幸運だった。

寝る時、ここ数日快晴だったせいか、もはや掛け布団は不要であった。これ以上暑くなればもう車中泊は出来まい。

<この日の軌跡>
この日の軌跡

ちなみに、この日撮った海岸地形のデジタル写真撮影枚数は、後日数えたところ約170枚であった。
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イラスト提供:シェト・プロダクション