[678] 2009年10月04日(日)
「クルマ撮影プロジェクト」
我輩は現在、印刷営業をやっており、写真撮影や制作業務とは少し縁が薄い。
毎日、受注伝票の処理や納品物の手配と納品作業を行っており、納品時には営業車の運転もする。
そんなある日、我輩は社内で、あるプロジェクトの参加要請を受けた。
ここでは内容を具体的に書くことは出来ないが、営業ツールとしてのウェブ用のデモコンテンツの作成に取り組むことになったのである。
デモコンテンツの内容としては、クルマをモチーフとしたFlashコンテンツを制作するということが決まったのだが、我輩はその素材となる写真撮影を担当することになった。
普段あまり関わることの無い撮影業務であるから、本雑文にてその内容を書き記してみたい。
さて、今回必要な素材というのは、外装と内装の360度回転する素材である。
クルマの外観及び内装を360度全方向から見られるようにマウスドラッグで回せる、よくありがちなコンテンツに使う素材ということになる。滑らかに回すには、360度を細かいステップで刻んで撮影しなければならない。
3次元コンピュータグラフィックスを使えば区切るステップ角も正確で手軽だが(レンダリングの時間は必要になるが)、今ここでデモ用に使えるデータが無いので写真で代用するのだ。
では撮影するクルマはどうするかという話になり、職場の営業車を使って撮影しようということが決まった。
我輩のいる川崎市の営業所には営業車は5〜6台あるが、それらのうち、セダンタイプの「三菱ギャラン・フォルティス」を撮影することになった。
我輩がいつも使っている営業車は「三菱コルトプラス」なので、今回スポーツ色の強い「ギャラン・フォルティス」に乗れるのは楽しみであった。
どうせならば景色の良いところまでドライブしたいところ。
<職場の営業車、三菱ギャラン・フォルティス> |
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プロジェクト会議では、今回の撮影についての打ち合せが行なわれた。
我輩は「360度全方向から撮るには、それなりに広く他のクルマの邪魔にならない場所が必要」という意見を述べた。クルマのような大きな物の周りを回りながら撮るわけであるから、少なくとも半径5メートルの円を描きながら撮影することになろう。そこら辺の駐車場などでは、他人への迷惑だけでなく安全面でも問題がある。
また、建物や電柱などがクルマのボディに映り込むと見苦しいので、出来れば空の開けた場所で撮りたいところ。
上司から「どこか良い場所知らないのか?」と訊かれたので、「う〜ん、富士のふもとまで行けば広い土地があるんじゃないスか?」とトボケておいた。
「富士のふもとかぁ〜。まあ、川崎市からだったら行けなくもないけど、でも遠いなあ。」
会議が行き詰ったので、我輩は「じゃあ明日までにもっと近い場所を探しておきますよ。」と言ってこの議題を流した。
次の日、我輩は上司にメールを打った。
ギャランフォルティス撮影につきまして、下記のとおり計画を立てましたので
認許お願いします。
【場所】
アクアラインを渡って千葉に入り、
・富津岬周辺(プール駐車場、海岸駐車場)
・木更津市の矢那川ダム駐車場(撮影実績あり)
(※道のりは片道55kmのため、昨日お話した富士山周辺140kmよりも近くなります)
【タイムスケジュール】
・午前中までに各地点を回り、撮影可能な場所を見極める。
・外観撮影に適した時間帯、影の影響を考えると正午から午後2時くらいまで
と思われるので、それまでに外観撮影を終わらせる。
・残りの時間は内装の撮影を行なう。午後3時半頃終了予定。
・帰着は午後5時頃。
【備考】
外観撮影では、停車位置中心の円を描き、等間隔に刻んだ撮影ポイントに
従って撮影します。
影の影響を考えると、天候は曇りがベストです。
車内の撮影ではAC電源が必要なストロボを使用する予定ですが、
クルマのシガーソケットからAC電源に変換できるインバータを
自宅から持って来るつもりです。
また、もし時間が余れば、各種稼動部(トランク、ボンネット、シート・・・等)
の開閉の様子や、部分詳細撮影なども行います(その写真を使う使わないは
後で考えるとして)。
以上よろしくお願い致します。
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あくまで業務に徹したメール内容にするのがポイントである。遊びに行く気分を悟られないようにしなければならない。
「天候は曇りがベストです。」という一文も、ドライブ日和よりも撮影結果が最優先という姿勢を印象付けるだろう。
そして、最初に示した富士山周辺よりも距離が短くなったという点を強調し、落としどころとした。
このメールに対し、上司からは次のようなメールが返信された。
場所の設定、機材準備、撮影方法等準備万端頭が下がります。
応援には行けませんが、撮影当日は、事故、トラブル等充分に気をつけて進めて下さい。
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これで、会社公認ドライブに行けることになった。
もし、当初からアクアラインで千葉入りするという話を出していたならば、果たして認許されたかどうかは微妙なところ。最初に「富士山周辺」などと遠くに目を向けさせておいたのが勝因と言えよう。
機材は、職場にある「PENTAX K10D」を使うのも良いが、我輩にとって少々使いづらい面もあるため、「Nikon D200」を使うことにしたい。これなら、狭い車内を撮るために歪みの少ない優秀なレンズ「14-24mm」が使える。
撮影について実際そこまで時間がかかるとも思えないから、手早く撮影を済ませた後、波の音でも聞きながらクルマのシートで昼寝するのも良かろう。
さて撮影当日、まず川崎市の職場に出社し、撮影機材をまとめて「ギャラン・フォルティス」に乗り込んだ。
このクルマにはカーナビゲーションシステムが搭載されているのだが、逆に言えば、それが無ければ我輩は遠くまで運転することが出来ない。
使い方はどのカーナビゲーションも似たようなものだろうとは思ったが、それでも少し勝手が違ったので、慣れるまで少し出発が遅れた。
第一目標地点は、木更津市の矢那川ダム駐車場。
ここは我輩もクルマの撮影経験のある場所である。前回行ったのは休日だったが、少し待てば誰もいなくなることもあったため撮影し易い印象が残っている。
9時20分頃に職場を出て、高速道路入り口を目指して走る。
さすがに、いつも乗っている「コルトプラス」とは感触が違う。運転始めは少し慣れなかったが、しばらく運転していると意外にもかなり運転し易いと感じた。まだ限られた範囲での運転でしかないが、ヘタすると自宅のクルマよりも運転し易いところを感ずる。
高速道路に乗る際、加速しようとアクセルペダルを踏み込んでみたのだが、加速感はそれほどでもない。
「このクルマ、加速は苦手なのか・・・?」
体感速度では時速80km程度しか上がっていないように思えたが、ふと速度計に目を落としてビックリした。なんと時速110kmを指しているではないか。
慌ててアクセルペダルを緩めた。
「信じられんな・・・、ウチのクルマだと110kmも出せばかなり速く感ずるのだが、このクルマは全然そんな感じがしない。」
我輩は意識的に速度を抑えつつ、トンネルに入った。いよいよ、アクアラインで東京湾を潜って行く。
<アクアライン走行中> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 10:00 |
しばらく走っていると、洋上パーキングエリアの「海ほたる」の案内が見えてきた。このまま目的地へ直行するのもつまらないので、ちょっと寄り道しようか。
「海ほたる」は、ちょうどトンネルを出たところにある。海を横目に見ながら駐車エリアにクルマを移動させていると、今勤務中であるということが不思議だと感じてしまう。
<海ほたる> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 10:04 |
だが、初めて訪れたわけでもない「海ほたる」、特に新鮮味は無かった。ただ海を眺め、そして何もすることもなくクルマに戻った。
<潜ってきた海を眺める> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 10:13 |
本線に戻り、今度は海の上を走った。
直線道路が気持ち良く、ついスピードを上げたくなる気持ちになるが、社用車にてスピード違反で捕まるのはマズイので時速80kmをキープして走る。
千葉に上陸した後、案内に従って高速道路を降りるはずだったが、自宅のクルマのナビゲーションのタイミングと違うために降り損ねてしまい、若干遠回りとなってしまった。
<千葉に上陸> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 10:32 |
それでも、無事に第1目的地の「矢那川ダム駐車場」に11時頃到着。曇り空で撮影には理想的。
ただ今回は周囲で除草作業を行なっているようで、作業車も入っている。少し計画が狂ったか。
とりあえずクルマを停め、シートを倒して横になり、しばらく様子を見ることにした。駐車場の奥のほうにも2台ほど休憩中と思われる一般車が停まっている。
<矢那川ダム駐車場は除草作業中> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 11:19 |
10分くらい様子を見ていたが、撮影を始めても除草作業の邪魔にはなりそうもないと判断し、クルマを少し中央寄りに移動させて撮影を始めた。
本当は、クルマを中心にした円をチョークで描き、その線に沿って移動しながら撮影したかったのだが、あまり目立ったことはしづらく、目分量で撮っていくことにした。
1周回って撮り終えた後、車内に戻って画像をチェック。約100枚くらい撮影していたが、微妙に傾いたりしてムラがある。
もちろん、傾きなどパソコンで修正は可能だが、枚数が多いことからなるべく修正せずに済むようにしたい。
そこで、2周目、3周目とチャレンジを繰り返した。
画像を見ると、立って撮影したせいでクルマを見下ろしたような画となってしまった。かと言ってしゃがみながら移動して撮影するのは安定さを欠く。
まあ、これはこれで良かろう。
ただそれよりも、残り撮影枚数が少ないことが問題であった。今回の撮影ではそれほど撮影枚数は必要無いだろうとナメていたのが原因である。何周も撮るとは思わなかった。
仕方無く、JPEGのクオリティを下げることで撮影可能枚数を増やした。
それにしても、ここは思ったほど撮り易くはないように思った。背景に変化が無いし、あまり目立ったこともしづらい。だとすれば、早めに富津岬のほうへ移ったほうが良い。あそこは観光地のため、気分的にも気軽に撮影出来よう。
富津岬への移動中、コンビニエンスストア「セブンイレブン」を見付けたのでそこにクルマを停めて弁当を買い、昼食とした。
<昼食> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 11:45 |
真夏ほど暑くはないが、しかしエンジンを停めるとそれなりに暑くはなる。
窓を開けると程良い風が入ってきた。クルマの走行音はするが、それ以外は人の気配のあまり無い静かな田舎町。このままノンビリしていたいものだ。
だが、仕事が残っている。早いところ済ませて本当にノンビリしよう。
<富津岬へ向かう> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 12:24 |
富津岬にあるプール施設駐車場に到着したのは12時半頃。曇り空が晴れ、直射日光が差していた。外に出ると結構暑い。
プールのシーズンが終わっているため駐車場に停まっているクルマは少ないのだが、前方のほうに停まっているクルマにはドライバーが乗っており、それぞれ休憩しているようだった。
ここで路面に薄く円を描きたいが、やはり駐車場で不審なことをするのは気が引ける。
<富津岬にあるプール施設駐車場> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 12:50 |
外装は無理でも、とりあえず内装の360度連続写真を撮ろうかと思い、シガーソケットからAC電源に変換するインバータを装着してACストロボのスイッチを入れた。
ところがインバータが「ピーッ」と鳴ってストロボの電源が入らない。どうやらストロボの要求する電力に対してインバータの出力が足らないようだ。
参ったな・・・。
そこで、ストロボの出力を目一杯下げてスイッチを何度か入れたり切ったりしたところかろうじてチャージ出来たが、ストロボを光らせるとまた同じ状態となった。
連続撮影で角度を変えながらパシャパシャと撮影したいのに、これでは連続性を欠いてしまう。
しょうがないので、電池式のクリップオンストロボを使って撮影していった。
さて、このままいても仕方無いので、富津岬の南側にある海水浴場の砂浜へ行ってみることにした。
そこは波打ち際までクルマで入れるのだが、平日にも関わらずそれなりに人がいる。人がいるということは、撮影がやりづらいということだ。
<富津海水浴場に行ってみたが> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 13:21 |
「まあ、場所の確認ということで、また後で来ることにしよう。」
我輩はそこで数枚写真を撮った後、すぐにクルマに乗って移動した。
「じゃあ、次は富津岬の先端へ行ってみようか。」
富津岬の先端には展望台があり、その辺りの砂浜では、ごく最近まではクルマで出入り可能だった。しかし残念なことに今は立ち入りが禁止されている。
それでもあえてここに来たのは、やはり観光地気分もあったからに他ならない。
ただし、以前も来たということもあり、時間の節約のため展望台までは行かなかった。
<富津岬> (※参考として以前撮った写真を掲載) |
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[Nikon D200/14-24mm] 2009/01/04 10:31 |
我輩はそこで写真を撮り、「ギャラン・フォルティス」を運転してきたという記念とすることにした。
ちなみに、逆光のためストロボは使った。
<富津岬展望台駐車場にて記念撮影> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 13:35 |
さて今度は、富津岬入口付近にあった別の駐車場にも行ってみた。
ここも、最初に行ったプール施設の駐車場と同じように、仕事をサボってクルマの中で寝ている者たちが何人かいるようだ。
ところで、先ほど撮った富津岬先端での記念撮影は撮影距離が短すぎて遠近感が強くなってしまったが、今度は適度な距離から撮影出来るだろうと思い、記念撮影の撮り直しをすることにした。
<富津岬入口の駐車場にて記念撮影> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 13:52 |
なかなか良い具合に撮れて満足していたのだが、肝心な業務的撮影がまだ完遂出来ていないことを思い出し、先ほど行った海水浴場に再度行ってみることにした。
もうそろそろ陽が傾いて撮影が難しくなってくる。観光気分で記念写真を撮るなどノンビリしているどころではない。
海水浴場に行ってみると、うまい具合に誰もいない。これでやっと、誰のジャマにもならず人目も気にならない場所を確保出来た。
<再び、富津海水浴場> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 14:26 |
我輩は早速、クルマの周りから360度の角度で撮影しようと思った。
午前中に矢那川ダム駐車場で撮った360度写真は、少し上から見た角度だったが、今度は真横から撮るためにしゃがんで撮ろうと思う。
カメラの露出設定をマニュアルで固定し、いよいよ撮影を行う。
本当は正確な円を地面に描いてそれに沿って撮影していきたいところだが、とにかく撮影可能な時間帯ギリギリという焦りもあり、目分量で移動することにした。
1枚撮影し、カニ歩きで1歩左へ移動。また1枚撮影し、また横へ移動・・・。
最初はまだ良かったが、だんだんそれもつらくなってきた。しゃがんだ状態でクルマの周りを少しずつ円を描きながら移動するというのは、普段やらない動作だけにキツイのだ。
それでもようやく1周を果たし、車内に入って画像を確認した。70枚弱も撮影していた。
<360度回転撮影> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 14:26-14:33 |
画像を見ると、多少、距離が近付いたり離れたり、あるいは傾きがあったりするが、パソコンで調節すれば何とかなろう。もう撮り直しする元気が無い。
枚数が多くてパソコンでの修正が大変だとは思うが、何も素材が無いよりはマシだ。
その後、海をバックに何枚か撮影をしてみたが、15時にもなるとかなり陽も傾き、もはや撮影限界と判断した。
「任務完了。・・・しかしノンビリ昼寝など出来なかったなぁ。」
我輩は、時間が経つのが予想外に早かったことについて、改めて驚かされた。このことは、今後の参考としたい。
<陽が傾き、もはや撮影限界> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 15:12 |
ここから川崎市の職場までは1時間半くらいかと思う。そうなると、15時過ぎに出発すれば17時帰着とちょうど良い。
可能ならばこのまま千葉県の自宅へ帰りたいところだが、そういう事前計画にはなっていないので仕方無い。そもそも、自宅にはこのクルマの置き場所が無い。
さて、帰りも来た時と同様にアクアラインを通る。
少し疲れたが、帰着が遅れると残業になってしまうので「海ほたる」は寄らずに通過した。
<「海ほたる」は通過> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 15:59 |
川崎市に入り、一般道を走る。
やはり、一般道のほうが緊張する。あともう少しであるのに、ここで帰着を焦って事故を起こしては元も子も無い。
<川崎市に帰還> |
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[Nikon D200/18-70mm] 2009/09/07 16:37 |
夕刻の渋滞に多少ハマッてしまったのだが、職場帰着時刻は、ほぼ17時であった。
あまりに時間ピッタリだったので逆に怪しまれるかと思ったが、結果さえ出していれば問題は無かろう。
次の日は、360度連続撮影の写真70枚弱について、1枚1枚切り抜く作業はなかなか大変な作業であったが、それ以上につらかったのは、意外にも脚の筋肉痛であった。
やはりしゃがみながら横に少しずつ移動しながら撮ったというのは、普段使わない筋肉に負荷をかけたようだ。ウサギ跳びと似たような運動だったかも知れぬ。
それでも、出来上がったコンテンツがそれなりにスムーズに回転することを確認し、我輩としても苦労が報われた気持ちにはなった。
こういった小さな実績が、また次のプロジェクトへの誘いに繋がろう。その時はまた、雑文にて紹介したいと思う。
(2009.11.05 追記)
ギャランフォルティスの体感速度の違和感については、恐らくCVT(無段変速機)に起因するものと思われる。
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