[674] 2009年09月27日(日)
「2009年夏 九州帰省日記(4日目)」
●8月10日(月) 4日目
<事前計画:佐世保市ホテル→長崎バイオパーク→京都郡実家(泊)>
事前の予定では、この日は「長崎バイオパーク」に行くことになっていたが、前日の予定と入れ替わったため、「ハウステンボス」行きとする。
ホテル「潮音荘」はハウステンボスに比較的近く、開園9時に間に合わせるには8時半に出発すれば十分である。それまでの間少し時間があったので、部屋から見える海峡の水流を見ることにした。
その海峡は、どこからどう見ても河口近くにあるような小さな川にしか見えない。おまけに今は干満の狭間らしく、潮の動きは全く無く静かなものだった。
「残念、流れている様子は見れなかったか・・・。」
しかし30分くらいすると、わずかに水が流れている様子が見えた。我輩はその時初めてそこのビデオを撮り始めた。
「しまった、全く水の流れの無い状態から撮り始めれば良かったなぁ・・・。」
<ゆっくりと水が流れ始めた海峡 (ハイビジョン動画のキャプチャ)> |
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[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/10 07:30 |
しかしそれから30分すると、わずかに水が流れている様子が見え、さらにしばらくすると「ザァーッ」という水音も聞こえるくらいに激しく流れるようになってきた。それは本当に、普通の川のように見える。これが海峡だというのだから不思議だ・・・。
<激しく水が流れている海峡 (ハイビジョン動画のキャプチャ)> |
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[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/10 08:33 |
ホテルをチェックアウトし、向かいの駐車場からホテルを振り返って見た。ちょうど海峡と道路に挟まれるような立地であることがよく分かる。
それにしてもエントランスの階段を降りたところがカーブ終端の道路というのもなかなか危ないな・・・。
<朝のホテル外観> |
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[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/10 08:38 |
さて、クルマでの出発は少し遅れて8時50分となったが、それでもハウステンボス駐車場へは9時5分に到着。なかなか近い。
クルマから降りると、この時間でももう暑い。タオルを首にかけて汗を拭く。心なしか既にダルい。本当に、暑さというのは体力を奪う・・・。
カメラ機材が負担になりそうだが、記念撮影用の中判カメラは必須。とりあえず、軽量レンジファインダー機「New MAMIYA-6」をカバンに入れた。
それから、ビデオ撮影用とデジタルスチル撮影用として「Canon EOS-5D Mk2」も持って行くことになるが、やはりフルサイズの堂々としたカメラとレンズであるから、体力の無い時にはかなりツライ。やはり片手間ビデオ撮影用としてこのデジタルカメラを使うのは無理があるか。
このカメラ、本気でビデオ撮影する分には、それこそ果てしない可能性を持つのだが・・・。
駐車場から入り口まで少し距離がある。ハウステンボス入り口近くまで来て、雲行きが怪しいことに気付き、我輩は折り畳み傘を取りに再びクルマまで戻った。
ただでさえ暑いのに、余計な歩きがさらに体内の温度が上昇させる。
ハウステンボスはこれまで何度か来ているので、特にここで事細かく書く気も無いが、1つだけ、「グランオデッセイ」というなかなか面白いアトラクションがあった。
最初に入場者全員の3D顔写真を撮り、その写真がCG映画の登場人物の顔となり、宇宙を舞台とした物語の中で活躍するというものである。シナリオもなかなか良い。
これは最近出来たアトラクションなのかは知らないが、今回初めて体験した。
<グランオデッセイ> |
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[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/10 11:33 |
ただ、顔写真をハメ込み易くするためだろうが登場人物が宇宙服ヘルメット姿で、どれが誰の顔かというのが判りにくい。
人の顔、特に女性の顔は、髪型も含めて認識されるため、顔面しか見えない状態ではなかなか人物特定は難しいのだ。特に豚児の場合、幼児顔を大人顔に当てはめられているため眼の比率が小さく、「もしかしたら成長すればこのような顔になるのかも知れないなぁ」と思う程度しか似ていない(下写真参照)。
ただそうは言っても、これはこれでよく考えられた企画で、映画が終わった後に別棟の出力センターへ行くと、自分の顔になっていた登場人物の画像を1枚800円でプリントアウトできるようになっている。紙は厚手で、昇華型プリンタで出力しているようだ。
出力マシンの前でバーコードの付いたチケットをかざすと、自動的に自分のデータが呼び出されて画像が表示されるようになっているので面倒は無い。
行楽地の押し売り記念写真撲滅委員会会員である我輩でも、このような一工夫ある写真は買いたいと思う。買わなければ紙出力されないのも、押し売り的でなく良い。
しかも翌日までデータは残っているので、プリントアウトするかどうかをしばらく悩む時間もある。
さて、雨は昼食時にも本格的に降ってはいたが、しばらくすると止んだ。雨が降ろうが陽が差そうが、暑さは変わらず。
持参した飲料が無くなると、フローズン系飲料を買ってしまう。暑くて耐えられないのだから仕方無いが、ホントに夏は金がかかる・・・。
<意外にうまいフローズンメロン> |
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[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/10 14:46 |
ところで、九州上陸した後に父親に連絡するのを忘れていたことに気付いた。
「どうせ選挙で忙しいのだろう」と思い、無意識のうちに重要な項目から外しておいたせいだろう。
とりあえずその場で電話してみた。
九州最終日の8月12日しか予定を入れられないので、その旨を伝えたところ、12日に会うということに決まった。
ハウステンボスを出たのは17時頃。意外にも時間が経つのが早い。8時間もいたことになるが、どこでこんなに時間を費やしたのかが不思議に思う。
この日は京都郡(みやこぐん)の実家に戻ることになっているため、福岡県に向けてクルマを出発させた。
<到着予定は20時01分> |
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[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/10 17:09 |
せっかく長崎県に来たのだからと、帰り道に本場のカステラを買おうと思ったが、どこで買えばいい?
とりあえず高速道路のサービスエリアに行けばあるだろう。もしそこで無ければ諦めるしか無い。
果たして、カステラはサービスエリアにあった。しかも、ひとつのカステラコーナーが設けられているではないか。
そのうち1本を手に取ってみたが、さすがは本場のカステラ。ズシリと重い。この密度の高さは、カステラのカステラらしいところと言える。
我輩は、カステラ1本と、カステラ生地で餡を巻いたカス巻きを1本購入した。
<金立サービスエリアのカステラコーナー> |
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[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/10 18:40 |
その後しばらく走っていると、水害のため通行止め区間があるとのことで、鳥栖インターチェンジで高速道路を降りて筑紫野バイパスを走った。
時間的にはそろそろ夕食としたいが、道沿いでファミリーレストランを探していたがなかなか見付からない。
そのうち、個人経営のようなハンバーグ店が見えたので、とっさにそこへ入った。幹線道路と鉄道に挟まれた立地であるから決して静かではないはずなのに、なぜか寂しい雰囲気がある。
(後日調べたところ、九州自動車道の基山パーキングエリアに近いところであった)
<道沿いのハンバーグ店> |
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[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/10 19:14 |
タレに浸けて食べる和風ハンバーグはなかなか旨かった。
食後は高速道路には乗らずそのまま一般道を走り、結局、実家に帰り着いたのは、22時少し前だった。
なぜこんなに時間が経つのが早く感ずるのだろう?
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