2000/04/05
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表紙

1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
6.写真置き場
7.テーマ別写真
8.リンク
9.掲示板
10.アンケート
11.その他企画

12.カタログ Nikon
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カメラ雑文

[671] 2009年09月07日(月)
「2009年夏 九州帰省日記(1日目)」

●8月7日(金) 1日目
<事前計画:自宅→浜松→大阪 泉大津20:00発(フェリー泊)>


去年と同様、1日早い金曜日の8月7日に休暇を取ったわけだが、今年は深夜(早朝)出発ということで、前日8月6日(木)の勤務が終わった後、急いで帰宅した。帰り着いたのはいつもどおり19時半。
食事と風呂、そして貴重品以外の荷物をクルマに運び込み、21時に就寝。
起床は午前1時半のため、とりあえず4時間半は眠ることが出来た。

出発は午前2時。
豚児を起こしてクルマに乗せ、座席で寝るように言った。
いつも思うことだが、夜の出発は気分が盛り上がる。

<夜中の出発>
夜中の出発
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/07 02:35

途中、コンビニエンスストアで朝食とするためのおにぎりを買い、いよいよ高速道路に乗る。
首都高速道路は夜中でも混む危険性があると思ったが、思い切って乗ったところ、それほど流れは悪くなかった。そして東名高速道路に入り、順調にクルマを走らせ、出発から4時間後の午前6時過ぎに「遠州豊田パーキングエリア」に到着。

<間もなく遠州豊田パーキングエリア>
間もなく遠州豊田パーキングエリア
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/07 06:05

ここは、浜松のスズキ歴史館に一番近いパーキングエリアで、ここで時間調整することにした。暑いのでエンジンを切れない。
ちなみに、自動車博物館は予約制となっており、我輩は一番早い9時からの見学を希望している。

8時半頃、パーキングエリアを出発し、高速道路を降りて博物館を目指した。多少混雑しており予定よりも20分遅れてしまったが、スズキの工場に隣接した博物館に無事到着。
もうこの時間になると、ジリジリと刺すような陽が照りつけ、エンジンを止めた瞬間に車内温度が上がるのを感ずる。

<スズキ歴史館>(帰り際に撮影)
スズキ歴史館(帰り際に撮影)
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/07 11:30

博物館の中では、我輩の好きな旧いクルマが多く展示されており、ここぞとばかりにデジタル写真を撮りまくった。

<展示車両>
展示車両
展示車両
展示車両
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/07 09:41-10:00

ただ、展示車輌同士が接近し過ぎており、ちょっと離れて撮ろうと思うとフロントが隠れてしまったりして全体が見られないのが残念。

<車輌同士が接近し過ぎ>
車輌同士が接近し過ぎ
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/07 09:57

一方、クルマの設計・製造の展示では、見せ方がなかなか巧いと感じた。この辺は実際に観てみないと伝わるまい。
我輩はこれらの展示について、「Canon EOS 5D Mk2」を使って高画素写真及びハイビジョン動画の撮影をした。

<設計・製造の展示>
設計・製造の展示
設計・製造の展示
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/07 10:55-11:11

展示をすべて真面目に見て回ると、軽く2〜3時間くらいは費やしてしまう。時計を見ると、もう11時半だった。

クルマに戻ると、車内は製鉄所のように暑く、そして手に触れる物すべてが熱かった。これをエアコンで冷やすとなるとかなりのエネルギーを消費するだろう。どうせ昼食のために近場のレストランへ移動するだけであるから、エアコンは切って窓全開とした。
昼食はカーナビゲーションで検索したファミリーレストランに向かったが、誘導された店は現地に存在しなかったので、近くのデパートへ入り、レストランで食事をした。

<レストランで食事>
レストランで食事
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/07 12:14

食後、クルマを出発させ、いよいよ大阪大津のフェリー乗り場へ向かう。浜松市は中間地点のため、4時間後の17時には到着するだろう。フェリー搭乗は19時頃だからかなり余裕がある。去年は「絶対に間に合わない」という絶望感の中でのドライブで最悪だったが、今回は「いよいよフェリーに乗る」というワクワク感があるのが良い。

<大阪へ向かう>
大阪へ向かう
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/07 14:27

ただ、高速道路を走っていると、ローダウンした白のトヨタ・シエンタが絡んできた。
追い抜くと、必ず追いかけてきて抜き返すのだ。そのまま走っていけばいいものを、すぐに追い付くような速度になるのが大きなナゾ。何がしたいのか・・・?
それに、こちらを追い抜く時には、ウィンカーも点けずに左車線まで斜めにクルマの間を縫い、そしてまた追い越し車線に斜めに縫って戻るのだ。
まあ、こういうアホな輩はどこにでもいるのだろうが、それでもアホなドライバーは多い大阪であるから、「大阪に近付いたんだなぁ」という実感みたいなものも感じた。

ところで、去年はドライブの後半は日没となり涼しくなったが、今年はドライブの後半が日中のため、強い日差しが眼に痛い。それに、このまま行くと早く着き過ぎるので間が持たない。
そういうわけで、名阪国道(高速道路のような一般道)の「高峰サービスエリア」で30分くらい休憩した。もちろん、とてもエアコンは切れないのでエンジンはかけっぱなし。そんな時、隣に大型トラックが停まったことで日陰になったのは幸いだった。

<高峰サービスエリア>
高峰サービスエリア
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/07 15:57

さて、いよいよ泉大津もあと少しというところで、少々焦って1つ前の高速出口から出てしまい、余計な細かい道を走ることになってしまった。
しかも、踏切直前の脇道から右折する形になってしまったが、なかなか割り込みのタイミングが合わない。
「くそっ、ここは大阪だから行儀良い運転だと永久に進めんかも知れん。少々強引にでも突っ込むか・・・。」

そう思った時、1人のオイちゃん運転手が身体全体を使って「こっち入れ、こっち入れ」というサインを送ってきた。我輩は手を挙げてそれに応え、鼻先を突っ込んだ。
ありがとう、オイちゃん。こういうのも、なるほど大阪らしい。

<右折突っ込み>
右折突っ込み
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/07 17:14

フェリー乗り場に着いたのは、17時半。やはり早く着き過ぎたようだったが、フェリー案内所での展望を楽しんだりしているうちに意外にも時間が過ぎ、あっという間に19時の搭乗時間となった。

<乗船前の荷物まとめ>
乗船前の荷物まとめ
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/07 18:30

このフェリーでは、ドライバーと同乗者は別々に乗り込む(フェリー会社によって異なる)。そのため我輩は家族と離れ、駐車場に停めたクルマに戻って待機した。
搭乗前のこの時が、一番気分が盛り上がる。

それにしても気になったのが、ドライバーが戻らない2〜3台ほどが車列の所々で停まったまま。我輩の直前のクルマもそうだったので、乗り込む少し順番が変わってしまった。乗り込む順番は、降りる順番でもある。
「くそ、せっかく早く着いたというのに・・・。」

誘導員の指示する場所に駐車し、荷物をまとめてクルマを降りた。そして、あらためてクルマを見た。
「かつてペーパードライバー歴15年だった我輩が、今はこんな旅をするようになるとはなぁ・・・。」

フェリーは夜から朝にかけての乗船のため、フィルム撮影では光量的に難しかろうと、船内にはデジタルカメラ「Canon EOS-5D Mk2」のみを持ち込んだ。これならスチルだけでなくハイビジョンムービーも撮影出来るのが良い。

搭乗後、ヘナチョコたちと船室で落ち合い、すぐに食堂に行って夕食を食べた。
食堂は去年と同じくカフェテリア方式で、好きなものを選んで最後に会計する。席はどこでも空いていたのだが、何となく去年と同じ場所に座った。

<食堂で夕食>
食堂で夕食
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/07 19:22

食後は、風呂に入って寝るだけ。明朝には九州に到着する。
部屋は4人部屋の寝台で、こちらは3人のため、別の1人と相部屋となる。4人部屋を3人で貸切ることも可能だったが、その場合は追加料金が必要となるため、相部屋となるのはやむを得ない。実際のところ、寝るだけの場所であるからそれで良い。

<寝台>
寝台
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/07 21:15

内海を航行する大型船、しかも波も穏やか。エンジンの振動以外の揺れは全く感じなかった。
風呂上がりにはちょうど良かった室温も、段々と寒く感じてきた。毛布を被ろう。
夜中出発と日中の疲れもあり、我輩は22時頃には眠りについた・・・。