[187] 2000年12月06日(水)
「ボーナスの季節の雑念」
カメラというのは、いくつあっても結局は使う人間が1人でしかない。
我輩は何台もカメラを購入してきたが、もうこの辺が限界であろう。これ以上カメラが増えても、使うことなく終わるカメラが出てくるに違いない。
我輩の保存版カメラは、将来使うためのストックであることは前にも書いた。
いくらプレミアムがつくようなカメラであっても、そこから金儲けなど期待出来るものではない。金儲けとは、継続的に利益が出ないと意味が無いのだ。いくら瞬間的に数十万円が手に入ったとしても、そんなものは別のアルバイトでも手にしうる金額。それよりも、貴重なカメラを手放すという損失は大きいと考えるべきだろう。
手にした「はした金」などすぐに消え、カメラも手元に残らぬ・・・。空しいことだ。
せっかく何十年も大切に寝かせていたカメラを、他の方法で稼げるくらいの金額で売るというのは、まさしく愚行以外の何ものでもない。手に入れる難しさを考えれば、売ることなどとても出来ないはず。
本当に不要になった時や生活苦になった時は仕方ないだろうが、最初からプレミアムを期待し、売ることを前提としたカメラ収集は止めておいたほうがいい。もっと効率の良い金儲けは他にある。
せめて、数千万円で売れるようなカメラなら、投資する価値はあろうが・・・、そんなカメラ、誰に売りつけるんだ?
話は逸れたが、我輩の所有カメラは全て、使うためのカメラであることが前提のため、これ以上カメラを増やすわけにはいかぬ。
もうこれ以上、カメラを買うのは止めようと思う。
せっかくボーナスの季節であり、何か新しい買い物を考えるという楽しみがあるのだが、少なくともカメラを買うという選択肢は無くなった。
しかしその分、アクセサリが気になって仕方ない。
買おうと思えばいろいろ考え付く。「モータードライブ」、「交換レンズ」、「ベローズ」、・・・。
他にもノートパソコン購入も検討中である。
ボーナスの季節の雑念であった。
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