ハリウッド映画に出てくる日本人というのは、我々から見るとどうにも日本人離れしているように見える。同じ日本人が見ても「いかにもエキゾチック」という雰囲気が充満している。
アメリカの写真雑誌の広告やカメラのカタログを見ると、単に日本語の印刷物を英訳したものではないのが判る。日本の顔をしたメイド・イン・ジャパンのカメラであるはずが、広告によってアメリカ風にアレンジされ、それがかえってカメラたちをエキゾチックに見せている。やはりアメリカの広告代理店の手によるものか?
アメリカの写真雑誌は、知人が海外旅行した時に買ってきてもらったり、その出版社から購読したりして手に入れた。しかし英文カタログについては、
1993年頃に、ニコン、キヤノン、ミノルタ、リコーに直接請求した。ダメで元々だと思っていたのだが、キヤノン以外は英文のカタログを直ちに送付してくれた。
しかし、送付の早さには驚かされた。てっきり海外の現地法人から取り寄せるだろうと思っていた。
キヤノンは、国内にそのような印刷物は無かったのかも知れないが、それについては何も説明もなく、ただ日本語版のカタログを送ってよこしただけだ。まあ、ニコンのカタログさえ届けば、キヤノンなど無くてもよい。ニコンF4とF3、ニッコールレンズのカタログは、今では我輩の宝物だ。
インターネットの普及した今なら「当社の英語版サイトをご覧下さい」と言われたかも知れないな。
これらのカタログは、ぜひスキャナで読みとり、当サイトでアップしたかったのだが、もう容量的に余裕が無い。カメラの画像や印刷用
PDFファイル、シャッター音のファイルが大きく、あと2〜3MBの空きしか無いのだ。
もし、「ウチのサイトの空きを使いたまえ」という奇特な方がいらっしゃるなら、ぜひご連絡を。
(2000.07.04追記)
ジオシティにカタログ画像をアップしてみた。