2000/04/05
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表紙

1.主旨と説明
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3.基本操作法
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5.カメラ雑文
6.写真置き場
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8.リンク
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10.アンケート
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カメラ雑文

[063] 2000年 6月22日(木)
「不具合だったα−9000」

一昨日書いた、ミノルタα−9000の購入の件、やはりモノが悪かった。
テスト撮影が終了し、フィルムを出して空シャッターを切っていたら、妙なことに気付いた。開放絞りにしてシャッターを切っているはずなのだが、僅かに絞りが絞られているのだ。レンズ前面から覗き込んで見ると、確かに1絞りほど絞られている。
シャッターを切った直後は開放に戻るものの、巻上げ操作を行うと、また絞り込まれる。レンズを換えてみても同じ。

レンズを外して観察してみると、巻上げ操作によって絞りレバーが微妙に動いてしまう。
困った・・・。これでは開放絞りでの撮影ができない。
こういう状態なら、ピントが合っているかどうかを確かめるテスト撮影をしても意味が無い。開放絞りが使えないなら、それだけで撮影に支障をきたす。つまり、テスト撮影の結果を待たずして、このカメラが不良品だということが確定したわけだ。

このカメラには6ヶ月の中古保証がある。店員には、「液晶の漏れが進行する可能性がありますが、この点については保証対象外とさせて頂きます。」と言われただけで、その他の保証は効くらしい。それでは、店に行って交換してもらうか。
しかし、たった1万5千円の中古カメラに保証を付けても、店はやっていけるのだろうか。余計な心配か。

昨日の夕方、購入店のフジヤカメラへ問題のα−9000を持って行った。
店員に状況を説明すると、「交換しましょう」ということになった。しかし、α−9000の在庫は無かったため、1万5千円+消費税を返金してもらい、委託品コーナーに展示してあったα−9000とAF50mmF1.4のセットを購入した。ストロボも付いていたが・・・、まあ、おまけと考えよう。
当然、絞りレバーの動作をチェックした。それは正常。
液晶漏れは無い。ま、いずれは出てくるんだろうが。
シャッター幕の油汚れはあった。この部分はどのα−9000も同じだな。
そして、AFを念入りにチェック。目で見た合焦点とAFの合焦点は一致した。やはり、こうでなければならぬ。
驚いたことに、ファインダースクリーンがスプリットマイクロプリズム式がセットされており、我輩の趣味に合っている。

結局、このα−9000はセットで3万5千円だった。分けて考えると、ボディが2万円、50mmレンズが1万5千円というところか。まあ悪くない。50mmが手に入ったのだから、良しとしよう。
ちなみに、このα−9000の写真は「我輩所有機」へ掲載した。



余談だが、数年前、このフジヤカメラには1人だけ特別イヤな店員がいた。客を小バカにした野郎だ。客が小バカなら、ソイツは大バカだな。とにかく、ソイツの対応は客相手とは言えなかった。あまり長く勤務していなかったようだが、「ああ、アイツかな」と心当たりの方もいるかも知れない。

ちなみに今回、不具合の対応した店員は普通だったが、委託品を購入した時の店員は何かイヤなことでもあったかのような態度だった。変な客にでも当たったのか? 客にはいろんなのがいるから同情はするが、打たれ強くならんと客商売はとてもやっていけん。
まあ、フジヤカメラはどうせ流れ者を雇っているんだろう。しかし、もし経営者が本気で商売しようと思うなら、社員の応対規則くらいは作ってやらないとダメだ。個人の資質に依存したやりかたでは、この先どうなることやら。
しかし、今どきホームページも持っていないとはさすがだ。何かポリシーがあるに違いない(笑)。



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