[061] 2000年 6月20日(火)
「中くらいの買い物」
昨日、またもやフジヤカメラに寄った。前回気になったカメラを、もう一度見ようと思ったのだ。
それは、ミノルタα−9000。
巻き上げレバーと、角張ったデザインでチャラチャラしていないのがいい。手巻きなので、他のAFカメラと比べて電池は喰わないはずだ。何より、一応プロ用として造られているカメラである。それでいて2万円前後で手に入るのがいい。
α−9000は店頭には3台あり、そのうち2台は「液晶に難アリ」。このカメラは、この手の液晶漏れが実に多い。今まで中古店で見てきたα−9000のほとんどが、このような状態であった。なぜなんだ?
棚から出して見せてもらうと、シャッター幕に油が少量付いている。チェックした限りでは、動作に問題なさそうだ。クリーナー液で拭けばすぐ取れそうだった。
しかしこれらの状態は、まるで遺伝病のように、先天的に発病することが運命付けられているかのようだ。そのため、いくら程度の良いα−9000を手に入れようとも、遅かれ早かれこのようにな状態になるのでは、と思っている。それなら、最初から液晶漏れしている安い1万5千円のボディを買っておこう。
次に交換レンズだが、本当は24mm、50mm、135mmの3本を単焦点で揃えたかったのだが、50mmと135mmは在庫が無かった。とりあえず値段優先で選び、「24mmF2.8(\14,000)」と「100-300mmF4.5-5.6(\14,000)」を購入。
帰宅後、AFで合焦させてみると少し「前ピン」に見える。ウーム・・・、おかしい。しかし、手動でピントを合わせると、AF時よりもシャープに見える。店頭でチェックしたときには気付かなかった。
フォーカシングスクリーンの位置がズレているのか? それともサブミラーやAFセンサーのズレか? もし前者ならAFでしか使えず、後者ならMFでしか使えない。
まさかこれは、AFの許容範囲内なのだろうか・・・?
とりあえず、モノクロで撮り比べて、カメラの目と自分の目のどちらが正しいのかを調べてみようと思っている。
α−9000外観写真は、そのうち「我輩所有機」でアップしよう。
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