2000/04/05
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表紙

1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
6.写真置き場
7.テーマ別写真
8.リンク
9.掲示板
10.アンケート
11.その他企画

12.カタログ Nikon
 F3 (F3H)
 FM3A
 FM2
 FM
 FE2
 FE
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 FM10
 FE10
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カメラ雑文

[035] 2000年 5月19日(金)
「シャッター押して下さい」

実は昨日、東京ディズニーランドへ行って来た。
「雨」、「平日」、「ゴールデンウィーク後」という条件が重なり、東京ディズニーランドにしては空いていた。

それにしても、見ているとディズニーランドのスタッフというのは大変だな。仕事とは言え、「シャッターを押して下さい」と頼まれている光景をよく見掛ける。
我輩も、目立つ色のカメラ(F3/T白)を持っているとよく声を掛けられる。
「シャッターを押して下さい」
本当は断りたいのだが、我輩は頼まれ事を断るのが苦手だ。そういう場合は、ツレに肩代わりしてもらう。
「え、あなたが撮ってくれるんじゃないんですか?」
という目をしているような気がしてならないが、おまえらの記念写真ごとき、我輩が撮るまでも無い。どうせ、写ってりゃいいんだろう?

しかし、どうしてこうもカメラを持つ人間をターゲットにするのか? 一眼レフカメラを持っているというだけで、声を掛けられる確率が高くなる。我輩が明らかに撮影中だというのに声を掛けてくるヤツもいた。
「1回くらい良いじゃないか」
そう思うのは勝手だ。しかし、それぞれが1回のつもりでも、我輩にとってみれば修学旅行同行の写真屋になったような気分だ。 いちいち、記念写真ごときで人を選ぶな、と言いたい。しかし1人1人にそんなことを言ったとしても、国民全員に周知させることは出来ぬ。
無念。

その点、我輩は人の手を煩わせることはしない。広角レンズのF3を片手に持ち、その手を伸ばして自分たちに向けてシャッターを切る。「セルフタイマー」ならぬ「セルフレリーズ」だ。持ち方の関係上、カメラが逆さまになるが、仕上がりには関係無い。不思議と今までに失敗したことが無いし、表情も堅くならないのがいい。全身は撮れないのだが、いろいろな荷物を持った姿を全部写すよりもいいと思っている。
しかし本当にシャッターを押してもらいたいなら、やはりスタッフに頼む。それが仕事の1つなのだからな。