2000/04/05
OPEN

表紙

1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
6.写真置き場
7.テーマ別写真
8.リンク
9.掲示板
10.アンケート
11.その他企画

12.カタログ Nikon
 F3 (F3H)
 FM3A
 FM2
 FM
 FE2
 FE
 FA
 FG
 FM10
 FE10
 F4
 F-401X

Canon
 AE-1P
 AE-1
 newF-1

PENTAX
 K1000
 KX
 KM
 LX
 MX
 MZ-5
 MZ-3
 MZ-M

OLYMPUS
 OM-3Ti
 OM-4Ti
 OM-2000

CONTAX
 ST
 RTS III
 Aria
 RX
 S2

MINOLTA
 X-700
 XD

RICOH
 XR-7M II
 XR-8SUPER

カメラ雑文

[767] 2012年08月25日(土)
「ハナマルを宣伝しよう」


2ほど年前のことであるが、Yahoo!オークションで「ハナマル」という業者が、我輩撮影の写真を盗用したことがあった(参考:雑文696)。
その「ハナマル」が、またしても我輩に絡んできた。前回と同じ写真をYahoo!オークションで盗用していることが判明したのである。

1度目ならば過失の可能性も無きにしもあら、しかしながら2度目ともなれば、もはや確信犯(誤用承知)であることは確定となる(こちらが気付かないだけでそれ以上ということもある)。
善か悪かを言うならば、もはや"悪"と言うしか無い。

今回のオークション画面へのリンクはこちらなのだが、オークションページは確か3ヶ月かそこらでページが消えるはずなので、このリンクもいつかリンク切れとなろう。その時のためにキャプチャ画像も下に掲載しておく。

<該当オークションのキャプチャ画像>
(※クリックで等倍拡大する)
該当オークションページ(キャプチャ画像)


ちなみに今回発覚したきっかけは、第三者からの善意の情報提供によるものである。
露出計の出物を探していて発見したとのこと。それはつまり、その出品物を含めて購入検討していたということである。にも関わらず自身の購入を中断してまで報告頂いたことには感謝申し上げたい。

さて、以前にも書いていることだが、1品物である中古品を販売する際、商品説明写真には現物を撮影したもの、つまり「特定売買の写真」を用いなければトラブルの元になる。もし別の品物を撮った写真を使い意図的に消費者の錯誤を狙うとすれば、それは立派な詐欺と言える。

例えば、写真には無い傷が購入した現物にあったとしたら、誰でも納得出来まい。今回のオークションでは「品物に多少使用感、使用傷があり」と説明書きがあるが、写真を見た者が「使用感どころか結構美品じゃねえか」と落札したらどうするつもりか。

いや、仮に傷の問題が無かったとしても、購入者は別の部分にこだわって写真を見ているかも知れない。だから、中古販売では現物を撮影した写真を使うことが大前提である。

ただし、メーカー支給の広報用写真を利用することで製品の代表写真、つまり「不特定売買の写真」としての意味合いを持たせるケースもある。これは主に、新品販売にて行われる。
と言うのも、もし新品販売にてメーカー支給の写真が使えないとすれば、いちいち新品の箱1点1点を開封して現物写真を撮らねばならなくなってしまい大変な手間になるばかりか、全てが開封品になってしまうからだ。

今回のオークションの場合、写真の実質的な意味合いとしては「不特定売買の写真」と見なすことが出来ようが、写真はメーカーからの支給素材ではなく、インターネット上に存在する我輩撮影の写真をダウンロードし盗用したものである。だから、「不特定売買の写真」という立場は完全ではない。なぜならば、その写真は我輩が個人として撮影した写真、つまり中古製品の写真ということになり製品写真としての正確さを保証しないからだ。

もし我輩が、その製品に改造を施していたらどうするつもりなんだ? ボタン1つ増やしていたりするかも知れないんだぞ?
実際、露出計については旧製品ではリモートコード用の端子を増設改造している。それはパッと見たところ特に違和感無いので、もしこの写真を売買ページに盗用すれ「写真とは仕様が違う」などとトラブルに繋がることになる。

我輩の立場としては、当サイトに掲載した写真はあくまでもWeb記事用という前提で撮影したもの。その写真を商品売買用途として無断使用することは、使用前提を外れることなのだ。

我輩自身、ネットショップ用のWebサイトの制作に関わったことがあるが、製品写真はメーカーから支給されたものしか使うことを許されない。確かに、メーカー支給写真と同じものが別サイトに掲載されているのを見付けて「いちいちメーカーに要求せずともこの写真を盗用すれば面倒が無いなぁ」と思うこともあるが、写真の出所を保証しない素材を商売で使うのはあまりに軽率である。もし発覚すれば大問題で、メリットが少ないわりにリスクは大きい。コンプライアンス上の問題は、最悪懲戒処分となるし、会社的にも信用問題に直結する。

「ハナマル」の山本震よ、1度ならず2度3度と盗用を続けるのであれば、コンプライアンス意識の低い業者として自覚しているということだな?

1度目の時、我輩はメールで警告した。
「ハナマル」の山本はそれを読んだかどうかは知らないが、翌日になって当該オークションは取り下げられた。
2度目の今回、やはりメールで警告したところ、終了20分前にオークションは取り消された。

今回の警告メールでは、「当サイトにてハナマルを宣伝させてもらいます」と書いて送った建前、早速雑文にて暫定記事と「ハナマル」のアジト写真を掲載したのだが、「ハナマル」の山本はそれに反応して、終了させたオークションから更に盗用写真を削除(※)して証拠隠滅を図っている。
(※オークション画面は終了後も一定期間見られるが、落札者がいない場合のみ、画像の即時削除が可能である。)

<証拠隠滅のため画像は別途削除された>
証拠隠滅のため画像は別途削除された

ところで、改めて「ハナマル」の業者情報見ると、住所が「神奈川県川崎市川崎区四谷上町11-12-202」となっている。
「川崎市にあるのか」と思いながらもその住所をGoogleマップで検索してみたところ、偶然にも我輩の勤務地に近いことが判明した。

<Googleマップで住所を検索>
Googleマップで住所を検索

ここまで我輩に絡んでくる「ハナマル」のこと、勤務地が非常に近いということにもあるし、何かの因縁を持つのではないだろうか。
ならば現地調査に行ってみるか。UFO事件の調査でもやったように、現地確認は調査の基本中の基本。「ハナマル」のアジトを確認しよう。
そういうわけで、写真盗用発覚の翌日、勤務先事務所をちょっと抜け出して様子を見に行った。以下は、現場の写真である。

<ハナマルのアジトはこのマンションの202号室か>
ハナマルのアジトはこのマンションの202号室か
[LUMIX DMC-GF3/14-42mm/ISO200] 2012/08/22 15:05

一見したところ、それは普通のマンションであった。特段、悪の組織のアジトという感じは無い。しかし普通のマンションというところが世間を欺くための偽装なのだろう。
出入り口は「ALSOK」による警備システムが入っているようだ。

<マンション入り口>
マンション入り口
[LUMIX DMC-GF3/14-42mm/ISO200] 2012/08/22 15:04

この日はあまり時間も割けなかったので、マンションを遠巻きに一周し、写真を数枚撮影してそそくさと事務所に戻った。


以上、「ハナマル」による画像盗用事件についての報告であったが、今回の雑文で掲載した目的は他でもなく、Googleなどの検索サイトから「ハナマル」を検索キーとして当ページへ誘導を図ることである。結果的には「ハナマル」にとっては良い宣伝となるだろう。
そういうわけで、ここで今一度、検索キーとなる「ハナマル」の情報を記載しておきたい。

オークションID wchinazz2007
会社名 ハナマル(ハナマル)
代表者 山本 震
本店住所 210-0828 神奈川県川崎市川崎区四谷上町11-12-202
業務地 210-0828 神奈川県川崎市川崎区四谷上町11-12-202
電話 044-271-2612
ファックス 044-271-2612
メール wchinazz@ybb.ne.jp
URL なし
担当部署 販売係
担当者 山本 眞澄 やまもと ますみ
営業時間 AM 9:00-PM 5:00
会社概要備考欄 定休日: 土曜日、日曜日 祝日
免許情報 第452510000881号/神奈川県公安委員会 古物商許可証

ついでながら、当ページのヘッダ情報やメタキーワードにも入れておいた。
また他にも「炎上商法」という方法もあるようで、一般大衆に対する「ハナマル」認知のため、色々とマーケティング手法も研究しておこうかと思う。

いつか、有名にしてあげたいものだ。