2000/04/05
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表紙

1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
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カメラ雑文

[701] 2010年08月19日(木)
「2010年夏 九州帰省日記(事前計画)」


<はじめに>
最近は豚児日記をサボっていることもあり、このような旅の記録は我輩自身にとってとても重要である。ウェブ上に公開することを目的に記述する文章は、怠け心を払拭し、きちんと記録しようという気持ちになるのだ。
そういうわけで、今回もカメラ・写真という観点からは無駄な情報が多いが、起こったことそのままを書くことにしたい。例によって、カメラ・写真に関する記述はこのように黄色に着色した



<事前計画>
去年の九州帰省では、千葉から大阪までクルマで移動し、大阪から門司まではフェリーを使った。
しかしながら、復路では東名高速道路が地震による土砂崩れにより一部区間不通となり、中央自動車道を迂回路としたものの渋滞により帰着までの運転時間が16時間にも及んでしまった。

<去年の東名高速道路通行止め報道(フェリー船内にて)>
去年の東名高速道路通行止め報道(フェリー船内にて)
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/13 08:36

もちろん、事前にこれほど時間がかかると知っていれば途中で一泊するなど対処したろうが、結果的な問題だけにどうにもならなかった。常に「あと少しだ、あと少しだ」と頑張り続け、帰着してみれば16時間だったのだから。

それにしても、16時間もの運転というのはもはや異常。安全上かなり問題があると言わざるを得ない。
確かに去年は地震災害という特別な事情があったにせよ、長時間運転の記憶がまだ残っているうちはクルマを使った帰省は及び腰になる。

もちろん、大阪出航便ではなく関東出航便のフェリーを使えば運転時間を大幅に減らすことは可能だが、長距離フェリーゆえに料金も往復20万円はするし、洋上の時間もそれなりに必要で現地活動日程を圧迫する。

結局、今年の夏の帰省は新幹線+レンタカーとすることにした。
これならば、先日の祖父他界で単身帰省した時(参考:雑文687)の直近の行動をそのままなぞれば良いので、一から考えずに済む。
新幹線料金は、大人1人の往復が3.8万円。それを2.5倍して(大人2人と小人1人)10万円。片道5時間の旅で、まさにあっと言う間で九州入りする。

ちなみにレンタカーは、祖父他界帰省時にはトヨタレンタリースでワゴンタイプの「ラクティス」を選んだのだが、今回は同じレンタカー屋ではあったが車種を変えてセダンタイプの「ベルタ」とした。セダンならば慣れているので運転もし易かろう。本当は「マークX」クラスのセダンとしたかったのだが、それでは金がかかりすぎる。
車体として安全性は心配だが、今回は実家周辺の田舎を活動域とし、高速道路には乗らないつもりであるから大丈夫だろう。恐らく60km/h以上出すことは無いはず。

<トヨタ・ベルタ>
トヨタ・ベルタ
※背景合成によるイメージ写真

ところで問題は、荷物である。
レンタカーを借りる前、そしてレンタカーを返した後は、当然ながら荷物は人力で運ばねばならぬ。そうなると、いくらレンタカーに積めようとも無制限に荷物は増やすことは出来ない。

我輩の場合、カメラ機材は欠かせぬアイテム。
豚児記録用として、少なくとも66判カメラは必須となる。それを補間する役目としてデジタルカメラを加えることになるが、現在は「Nikon D700」と「Panasonic DMC-GF1」を持っているのでどちらを選ぶかは悩みどころ。

実は今回、北九州にある「いのちの旅博物館」に行こうと思っている。隣接した「スペースワールド」のプールに行きたいと豚児が言うからだ。
ここは、去年も訪れて「Canon EOS 5DMk2」で撮影してきたのだが、高感度ノイズに強いと言われる「D700」で撮り直してみたい。しかも高性能超広角ズームレンズ「AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED」が活用出来る。このレンズは周辺部までキレイに写るので、このような撮影では最適であろう。


<去年訪れた「いのちのたび博物館」>
去年訪れた「いのちのたび博物館」
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/11 14:09

だがそうは言っても、「14-24mm」だけでは日常撮影の時には広角過ぎるので、「24-120mm」のほうも持って行かざるを得まい。

66判を補間する役目のデジタルカメラのはずだったが、こうなると重量がかなりのものとなる。仕方無いので、66判のほうは軽量な「New MAMIYA-6」にしよう。
また、本当に軽い撮影用として「Panasonic DMC-GF1」はあったほうが良いか。ちょっとした撮影で「D700」を使うのも大げさだろう。重量が多少増えるが、ゾウの重量にネズミが1匹加わっても大差あるまい。


<ゾウのD700とネズミのDMC-GF1>
ゾウのD700とネズミのDMC-GF1

ところで、職場の盆休みは8/7(土)〜8/15(日)の9日間だが、ラッシュを避けるために1日早めに休みを取ることにした。これは例年のパターンである。

今回、北九州市内各地区の祭りが合同夏祭りを行う「わっしょい百万夏祭り」が8/8〜8/9の日程で開催されるらしい。この祭りは、我輩も学生時代にアルバイトで警備員をしていた想い出がある(参考:雑文209)。
いつもは日程が合わないことが多いが、今年は珍しく帰省日程と合った。久しぶりに「わっしょい百万夏祭り」を見てみたい。

<2000年の「わっしょい百万夏祭り」>
2000年の「わっしょい百万夏祭り」
[たぶんNikon F3] 2000/08

それから、去年行こうと思っていたカルスト台地「平尾台」は、今年こそ行こうと思う。まあ、大したものがあるわけではないが、初めて訪れる者にとっては新鮮であろう。豚児やヘナチョコ妻に平尾台の雄大な風景を見せてやろう。

また、少しボケの入ってきた祖母に、温泉でも連れて行ってみようかと考え、近所の「源じいの森温泉」を予定に加えた。ここはタクシーでも迎えに来ることを拒否されたほどの秘境だが、レンタカーがあれば何とか行ける(本来は平成筑豊鉄道のレールバスで行くのが奨励されている行き方)。

そして、父方の祖母にも会いに行ってみようと思う。
その後、豚児の夏休みの想い出として残るよう、川遊びの出来る「蛇渕(じゃぶち)」と呼ばれる、これまた秘境に行ってみたいと思う。ここは、我輩の心残りのある場所でもある。詳しいことはまた後ほど書くつもり。

基本的に宿泊は小倉の母親在住マンション、そして京都郡の祖母宅としている。
ちなみに、母親在住マンションは今年で取り壊される予定だったが、移転交渉が進まず来年に持ち越されるようだ。今度が本当の見納めとなろうか。

以上、計画は下記の通りとした。

8月6日(金) 千葉自宅→東京→(新幹線)→小倉→レンタカー屋→小倉母親宅(泊)
8月7日(土) いのちの旅博物館→スペースワールドプール→わっしょい百万夏祭り→小倉母親宅(泊)
8月8日(日) 平尾台→わっしょい百万夏祭り花火(泊)→京都郡実家(泊)
8月9日(月) 叔母との昼食会→源じいの森温泉→京都郡実家(泊)
8月10日(火) 父方祖母宅→蛇淵キャンプ場→京都郡実家(泊)
8月11日(水) レンタカー屋→小倉→(新幹線)→東京→千葉自宅
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イラスト提供:シェト・プロダクション