2000/04/05
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表紙

1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
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7.テーマ別写真
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カメラ雑文

[675] 2009年09月28日(月)
「2009年夏 九州帰省日記(5日目)」

●8月11日(火) 5日目
<事前計画:京都郡実家→別府スギノイパレス→京都郡実家(泊)>


朝、テレビを観ていた祖母が「東京で地震があったちねぇ(関東方面で地震が起きたそうだねぇ)」と言ったので、テレビの前に来てみると、どうやら静岡付近で大きな地震があったようだ。しかも大雨による地盤の緩みも重なり、東名高速道路の一部で土砂崩れが起きたとのこと。
「東京帰れるんそかん。(千葉へ帰れるんかね?)」
「大丈夫、大丈夫。」
内心、心配だったが、まあ、「すべての道はローマに通ず」と言うではないか。ナビゲーションシステムがあるから、何とでもなろう。
それに、ニュースによれば、千葉へ戻る8月13日の昼頃には復旧する予定というではないか。

ところで今回の帰省の1ヶ月前、実は我輩の祖父の具合が悪く救急車で運ばれる事態が起きた。そのため、もしかして帰省するまで間に合わないことがあるかとも心配したが、今は体調も回復したようでホッとした。ただそうは言っても、高齢のために立ち上がるのが大変そうな状態。
我輩は、次の帰省まで祖父が元気でいるか分からないと考え、祖父と豚児の記念写真を撮ることにした。家族全員での写真は、ここを発(た)つ日にでも66判で撮ろうかと思うが、今撮れる写真も撮っておくほうが良かろう。
曾祖父と曾孫の記念写真、なかなかこういう写真も撮れまい。少なくとも、我輩は曾祖父母に会えなかった。だから、豚児を羨ましく思う。

<曾祖父と曾孫の記念写真>
曾祖父と曾孫の記念写真
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/11 08:32

さて、この日は別府のスギノイパレスへ行き、そこの「アクアビート」というアトラクションプールで豚児を遊ばせるという計画だった。
しかし前日の遅い帰着もあり、疲れが残っているのが気掛かり。少し小規模になろうが近場のレジャープールにでも行くか?

そのことを我輩の母親に言うと、「別府よりも近いスペースワールドのプールにしたら?」と提案された。
確かに、別府は遠くはないとは言えるが、かと言って近くでもない。プールへ行くのに高速道路を走って行くのもムダが多いかも知れん。
しかしなぁ、スギノイパレスのアトラクションプール「アクアビート」は規模が違うんだぞ。・・・まあ我輩も疲れが溜まってるし、それでもいいか。

結局、予定は出発直前で変更になり、スペースワールドへ向かった。せっかくなので、我輩の母親にも同行してもらった。
実家を出発したのは10時過ぎ。出遅れた感はあったが、疲れがあったのだから仕方あるまい。 1時間後に到着したが、時間が中途半端か。まず昼食を摂ろうということになり、隣接するショッピングモール「イオン」に行くことにした。

<イオン>
イオン
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/11 11:12

ただ、隣接とは言っても「スペースワールド」及び「イオン」の敷地面積は広大なため、スペースワールド駐車場からイオンへ行くには10分以上は時間がかかってしまった。
途中、近くに博物館施設が見えた。「いのちのたび博物館」という自然史博物館らしい。我輩の母親が言うには、1日では回りきれないほどの展示らしい。
・・・気になる。

食事は、自然食を売り物にしたバイキングレストランに入ったが、思ったほど料理の種類は多くなかった。
しかしさすがにバイキングだけあり、胃袋にはたくさんの食べ物が詰め込めた。

<バイキングレストラン>
バイキングレストラン
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/11 13:22

「こんなに満腹状態では、プールで泳ぐのは危険かも知れないな・・・。」
我輩は自分で勝手に納得し、1人だけであの博物館に行くことにした。特に反対意見は出なかったので、皆と別れて博物館に向かった。
やはり、あれだけの規模の博物館を見て素通りするのは難しい。滅多に来れぬ九州の地だからこそ、チャンスを逃したくはない。

<いのちのたび博物館>
いのちのたび博物館
いのちのたび博物館
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/11 14:09,16:17

博物館では常設展の他に夏休み限定の恐竜展も行なわれていた。
恐竜展のほうは別料金だったが、せっかくだからとそちらも観ることにした。

<恐竜展>
恐竜展
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/11 14:12

ここで書くまでもないが、我輩は博物館マニアのため、このような情報量の多い博物館には目が無い。
同じく情報量の多い2,000万画素の「Canon EOS-5D Mk2」を使い、展示物を次々に撮影していった。

<展示物>
展示物
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/11

博物館は確かに広く展示物は多かった。
そのため、現場でジックリ見ることを諦め、写真撮影で後日ゆっくりと鑑賞することにした。その甲斐もあり、およそ2時間半ほどでだいたい気が済む程度には撮影は完了した。

時計を見ると、16時半。
その時ちょうど、母親から携帯メールが着信した。今からでもプールに来ないかという誘いだった。
プールは18時までということであるから、今すぐ行っても1時間半しか泳げない。そのためだけにスペースワールドの高い入場券を買うのもバカらしい。
ところが16時以降になるとトワイライトフリーパスという安いチケットで入れるそうなので(それでも3,360円だが)、入ることにした。

プールは、流れるプールやスライダープールなど色々とあったが、基本的に子供用のため水深が浅く、大人が泳ごうと思っても底に手足が着いてなかなか難しい。
仕方無いので、豚児と流れるプールで浮き輪に捕まって回遊することにした。

<流れるプール>
流れるプール
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/11 17:44

我輩は小中学生の頃は潜水が得意で、25メートルプールを端から端まで潜水して泳いだこともある。今でもそれくらい泳げるか試そうと思ったが、浅いプールでは意外に潜水しづらく、あまり距離が稼げない。何度か挑戦しているうちに、眼がピリピリと痛くなってきたのでやめた。

そうこうしているうちに時間切れの18時となった。
プールから上がり、眼を洗って着替えた。

母親は「もう帰ろう」と言うのだが、せっかく入場したばかりだというのにプールだけで帰るのはもったいない。
どうせなら1つ2つほど何かアトラクションを観て帰りたいものだ。それに、泳いだ後にすぐ運転するのもツライ。少しくらい休む時間も欲しい。

そういうわけで、アトラクションに入ったのだが、どうも眼が痛みが治まらない。先ほどのプールは塩素消毒がかなり強いものと思われる。
3Dシアターの映像はなかなか見応えのあるものだったが、眼が痛くて涙が止まらない。館内が暗いので人目を気にせずポロポロと涙を流し、眼を洗うことにした。
何にせよ、運転中でなくて良かった・・・。

スペースワールドを去る道で振り返ると、ちょうど皿倉山をバックにして実物大スペースシャトルがよく見えている。
今日もまた、一日があっと言う間に終わった。

<皿倉山とスペースシャトル>
皿倉山とスペースシャトル
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/11 19:13

駐車場に戻り、クルマのエンジンをかける。眼の痛みはまだあったが、だいぶマシにはなっていた。
疲れ、眼の痛み、慣れない道、夜・・・という悪条件のため、特に運転には慎重になった。

<駐車場>
駐車場
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/08/11 19:20

食事がまだなので、途中のショッピングセンターで惣菜などを買い込み、途中、母親のマンションにも寄り、京都郡(みやこぐん)の実家に着いたのは21時過ぎ。
またもこんな時間になってしまった・・・。