2000/04/05
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表紙

1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
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7.テーマ別写真
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カメラ雑文

[666] 2009年05月07日(木)
「北海道ドライブ(6日目)」


<5月1日(金)>

もし、フェリー内に駐車した自分のクルマの中で寝ることが出来るならば、快適な睡眠が得られることだろう。
もちろん、時化で揺れた時の安全性や、防犯上の問題などから許されるはずはないとは思うが・・・。

そんなことを考えさせるほど、今回の車中泊は快適であった。
この日の朝も、前日までの疲労をリセットし快適な朝が明けた。ただし、早起きのクセがついてしまい、5時には目が覚めてしまった。

ところで、今さらながらに北海道のお土産を買っていなかったことに気付いた。もし手ブラで帰ったりすれば豚児がウルサイだろう。
フェリー乗り場に着く前にどこかで買おうかと思ったが、よく考えるとこの時間に開いている店などあるまい。失敗した。
もしかしたらフェリー乗り場に売店があるかも知れないが、行って無ければ完全にアウト。しかしそれに賭けるしか無い。

前夜に買った朝食のイナリ寿司を食べ、5時半にクルマを発車させた。

さすがに渋滞は無かったが、車線に気を付けねば、交差点でもないところで右折待ちのクルマの後ろに付いてしまったりする。もちろん、北海道では道路幅に余裕があるため、早めに察知すればステアリングでかわすことが出来る。
しかし見ていると、必要以上に距離を開けて右折待ち車を回避する者がとても多い。下手をすれば左車線に出るくらいに大きくふくらむ。

普段は車間距離を詰める運転をしながらも、こういうところではマージンを大きく取るというのも妙な話だ。広い道路ばかり走っているから、狭いすり抜けは苦手なのか?

もっとも、我輩のすり抜け技術はクルマの性能に頼る面も大きい。見切りの良さとステアリングの切れ角の深さは、さすがにメルセデスベンツだと感ずる。

<ステアリングの切れはかなりのもの>
ステアリングの切れはかなりのもの

さて、小樽港には7時20分に到着出来た。出航1時間前の9時半までに着けば良かったのだから、時間としてはかなり早い。我輩の先にもクルマはいたが、台数は少ない。

<小樽港へ到着>
小樽港へ到着
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/05/01 07:20

クルマを降りて、さっそくフェリー乗り場の売店を探したのだが、やはり店は開いていない。まいったな・・・。
仕方が無いのでクルマに戻ってDVDプレーヤーで映画を観て時間を潰すことにした。
しかし念のために搭乗直前にもう一度売店に行ってみたところ、今度は開いており、無事に北海道土産を買うことに成功した。

これまで乗ってきた幾つかのフェリーでは、夕方〜夜の出航であった。しかし今回の新日本海フェリー航路では朝出航ということで調子が狂う。2等寝台という窓の無い空間にいると、時間を勘違いする場面も何度かあった。

<新日本海フェリー「らいらっく」>
新日本海フェリー「らいらっく」
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/05/01 07:41

ただ、なぜか船室が非常に臭い。汗の臭いでもベッドに染み着いているのかと思ったが、どうもゴムが焼けたような臭いがして気分が悪くなる。
通路にはそういう臭いは無く、船室の中だけにその臭いがある。しかも我輩のいる特定の船室だけかと思えばそうではないようで、隣の船室の入り口からでも同様な臭いがした。

本日の航行は穏やかとのことで船の動揺は最小限だと予想されたのは幸いだった。この臭いの中でさらに船の揺れが大きければ、確実に吐き気をもよおすに違いない。

結局、寝る時以外は船内映画上映などを観て時間を潰すしか無い。
ただ今回は天候が良好なためか、船のデッキへ出ることが可能だったのは嬉しい。そのおかげで、昼間の景色を楽しむだけでなく、夜も、反対方向から来た僚船とのすれ違いを見るという貴重な体験をすることが出来た。

<昼間の景色>
昼間の景色
昼間の景色
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/05/01 12:13-18:09


<僚船とのすれ違い>
僚船とのすれ違い
僚船とのすれ違い
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/05/01 19:43

最後に残念だったのは、往路での船内食堂で旨かった「サンマの甘露煮」が今回は無かったことだ。それを食べるために北海道での食費は低く抑えたつもりだったのだが・・・。