2000/04/05
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表紙

1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
6.写真置き場
7.テーマ別写真
8.リンク
9.掲示板
10.アンケート
11.その他企画

12.カタログ Nikon
 F3 (F3H)
 FM3A
 FM2
 FM
 FE2
 FE
 FA
 FG
 FM10
 FE10
 F4
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Canon
 AE-1P
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 MZ-5
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OLYMPUS
 OM-3Ti
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CONTAX
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RICOH
 XR-7M II
 XR-8SUPER

カメラ雑文

[518] 2004年12月14日(火)
「身に染みた今度の後悔」

先日、年賀状用の写真素材として、某動物園に鳥を撮りに行った(ダジャレではない)。
最初は一人で行くつもりだったが、豚児が退屈そうにしていたのを見て、急遽脇に抱えて連れて行った。

撮影距離はそれなりに離れているため、これは35mm判でなければ撮れない。ミノルタα-707siと100-300mmズームレンズを用意した。
豚児も一緒にいるため、ついでに2人で記念写真も撮ることにした。豚児写真は一貫して66判で撮影しているため、これはブロニカSQ-Aiを用いる。

動物園で一通り鳥の写真を撮影した後、早速豚児と2人で記念写真を撮ろうとした。
SQ-Aiをミニ三脚に据え、セルフタイマーをセットしてファインダーを覗いた。ところが、AEファインダーのアイピースにはゴム目当てが付いていないではないか。

「しまった!途中で落として来たか・・・。」

SQ-Aiはストラップで首から提げていたのだが、ゴム目当てが我輩の身体に当たって脱落してしまったようだ。
慌てて豚児を抱えて来た道を戻ってみたが、どこにもそれは見当たらなかった。
そう言えば、Nikon F3の時も、ゴム目当てはすぐに脱落した。ゴム製ゆえ、身体に当たると摩擦が強く作用し、アイピースのネジが緩むのである。

F3の場合は、アイピースのネジをペンチで強引にネジ込んでおけば緩まなくなる。しかしSQ-Aiの場合は単純なかぶせ型であるため、瞬間接着剤で固定しなければなるまい。
いずれにせよ、新しいゴム目当てを追加購入する必要がある。

カタログによれば、このゴム目当ては645判のETR-Si用と共用パーツであるとのこと。
ETR-Siは先日販売終了となったばかりであるから、まだ今の段階であれば入手に苦労は無かろう。とは言っても、うかうかしていればいずれは手に入れるのが難しくなるに違いない。ならば今のうちに幾つかまとめて確保しておくことにする。
用心深い我輩に抜かりは無い。

ところが、ヨドバシカメラでこのゴム目当てを問い合わせたところ、ETR-Siが販売終了となったタイミングで全てのアクセサリがメーカーへ引き上げられてしまったという。
ならばとメーカーにも問い合わせてもらったのだが、そこでも在庫が一つも無いと言われてしまった。数個どころか、1個さえ無いのだ。
これは一体、どういうことだ?!

普通、製品が販売終了となっても、アクセサリに関しては多少のタイムラグがあるはず。そうでなければ、もし仮に、ETR-Siを販売終了直前に購入した者がいたとすれば、その不運な人間は必要なアクセサリが揃えられないことになる。
販売終了が事前にアナウンスされていたのであれば、その間に必死に揃えれば良いのだが、ある日突然の出来事であるから防ぎようが無い。

やはり、以前我輩が行ったように、手に入るアクセサリ群はまるごとゴッソリ買い囲むのが最良の方法であった(参考:雑文152「7年目」)。
必要か必要でないかというのは後で持ち上がる問題であり、購入時点で判断出来るものではない。現に、AEプリズムファインダーも最近までは使うことがなかったのである。その結果、ゴム目当てが必要になった時には在庫切れに直面することになった。

結局、SQ-Ai用のゴム目当ては、Nikon製ゴム目当てDK-3を代用させた。視度補正レンズのネジとの間に挟み込むようにしたため、ネジが緩まない限り脱落することは無い。当然、ネジはペンチでキツくネジ込んだ。


それにしても今回、我輩は新たな後悔を増やしてしまった。ストック自慢もこの程度ではまだまだ甘いということが身に染みた。
もし時間が戻せるのならば、ゴム目当てを10個くらいまとめ買いしたいところ。いや、今ならNikon DK-3を10個買うたろうか。

油断ならんからな、ホントに。