[141] 2000年 9月17日(日)
「未確認飛行物体」
我輩は、未確認飛行物体を肉眼で見たことはないが、「写真に撮ったら何か写っていた」というものはある。
それが、宇宙人の乗ったスペースクラフトとしてのUFOであるかは別として、とにかく不思議な写真ではある。ここでは、我輩が過去に撮影した2つの写真について検証してみたい。
バカバカしいなどと言わずに、まあ、最後まで見てくれ。
<写真その1>
下の写真は、1997年6月14日15時頃、神奈川県七里ヶ浜の高台にある住宅街で撮影したものである。まず全体の様子を示した。
赤い矢印の先に、問題の物体が写っているのだが、ここでは小さすぎて見えない。
さて、問題の部分を拡大してみる。そこには妙な形の物体が写っているのが判る。
形としては、一見、ヘリコプターのように見えるが、撮影時はそのようなものは飛んでいなかった。
次に、この拡大写真を画像処理し、「明るさの違い」を「色の違い」として表現してみた。これによって、微妙な明るさの変化が認識できる。
<写真その2>
次の写真は、1983年4月29日、北九州市の小倉城にて撮影。同じく、まず全体の様子を示す。
赤い矢印の先に、問題の物体が写っているのだが、ここでは小さすぎて見えない。
いきなり大きく拡大すると比較出来るものが近くに入らないため、城の一部が写り込むようにわずかに拡大した。
赤い矢印の先に、黒い物体が見える。
拡大写真。先ほどと同じように、通常の写真に加えて、画像処理したものを載せた。棒状、あるいは平べったいものであることが判る。飛行機のような翼は確認できない。鳥でもないようだ。
(背景に無数のスジがかすかに写っているが、これはスキャン時のノイズである)
さて、いかがだったろう。ここでは無理に結論を出すようなことはしない。
もしかしたら、諸君が過去に撮った写真の中にも、同様なものがあるかも知れぬ。ぜひ一度、ルーペ片手に探してみてはどうだ? ナゾの物体は発見されるのを待っておるぞ。
最後に、ここに掲載した写真は、ジョークではないということを明言したい。現時点で確かなことは、ただそれだけだ。
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