[132] 2000年 9月 5日(火)
「新しいビジネスモデル」
モデルガンやエアソフトガンの世界では、カスタムパーツというのはポピュラーだ。
例えば、オプションの木製グリップや、金属削り出しパーツ、精度の高いバレル(銃身)などが、純正・非純正係わらず売られている。
もちろん銃刀法で許される範囲内でのことだが、プラスチック製の部品を金属製に換えたりということも、カスタム化の魅力の1つである。
モデルガン・ガスガン自体が本物のレプリカであるのだが、やはりそれぞれのモデルガン・ガスガンに適応した部品が用意される。1種類のガンがどれくらい作られているのかは知らないが、所詮は実用性の無いオモチャであるため、カメラの生産量よりも少ないということは想像できる。そんな少ない製品に対してカスタムパーツを作る会社が存在するのは、採算がとれているということなのだろう。
カメラの世界では、そんなことは出来ないのだろうか。
例えば、ニコンF3のペンタ部にある「Nikon」のネームプレート。あそこはプラスチックで質感がわずかに違う。出来ることなら金属製にしたい。そんな時、どこかの会社がカスタムパーツとして金属製ネームプレートを発売しないものだろうか・・・。
まあ、モデルガン・ガスガンと違い、分解組立が一般的に行えないという事情もあるだろうが、1つの方法として、例えばカメラとそのカスタムパーツを「関東カメラサービス」などに持ち込んで組み込んでもらうというのはダメだろうか?
他にも、カスタムパーツとして「外装!チタンシリーズ〜あなたのボロカメラがチタンに生まれ変わります!」などというのもどうか。
更に、もっと大手のメーカーならば、「F3ファインダーをホットシュー付きに改造します」とか、「独自開発!双眼ファインダー発売!」というのも興奮しそうだ。
F5の交換ファインダーなども信じられないほど高価だから、もっと安いものが供給できるかも知れない。
レンズメーカーやF3用のインテンスクリーンがあるくらいだから、どこかやってみないか?
新しいビジネスモデルとして有効だと思うぞ。
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