2000/04/05
OPEN

表紙

1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
6.写真置き場
7.テーマ別写真
8.リンク
9.掲示板
10.アンケート
11.その他企画

12.カタログ Nikon
 F3 (F3H)
 FM3A
 FM2
 FM
 FE2
 FE
 FA
 FG
 FM10
 FE10
 F4
 F-401X

Canon
 AE-1P
 AE-1
 newF-1

PENTAX
 K1000
 KX
 KM
 LX
 MX
 MZ-5
 MZ-3
 MZ-M

OLYMPUS
 OM-3Ti
 OM-4Ti
 OM-2000

CONTAX
 ST
 RTS III
 Aria
 RX
 S2

MINOLTA
 X-700
 XD

RICOH
 XR-7M II
 XR-8SUPER

カメラ雑文

[046] 2000年 6月 5日(月)
「フォトCDの失敗」

以前、フォトCDを見直したというようなことを書いたが、今回はその逆だ。

つい先程、フォトCDの整理をしていたら、その中の1枚にピントが合っていないものを見つけた。多分、スキャン時にフォーカスが合っていなかったのだろう。
「原版がピンポケだったんじゃないか?」
そういう疑問はもっともだが、3つの理由で否定できる。
まず、原版を見れば分かる。ルーペで覗いてみるが、ピントぴったりだ。
2つめに、16BASEの最大画像を見てみると、フィルムの粒子までもがボケているのが分かる。
そして最後に、同じものを3年前にフォトCD化していたのだが、その画像はシャープそのものだ。

このような事故は、過去にも遭遇したことがある。
それは、業務上の理由でフォトCDを20枚近く作ったことがあったが(数回に分けて依頼した)、その中の1カットがモノクロになっていたことがあった。完全に色が無いのである。
クレームをつけようかとも思ったが、あまり影響のないカットで、面倒くさくもあり、そのままにしておいた。

それから、たまに縦横が違うものもあった。
フォトCDは、縦画像は縦に、横画像は横にしてくれる。しかし、たまに気がゆるむ時があるのか、縦横が合っていない場合もあるのだ。まあ、その場合は使う側がレタッチソフトで90度回転させれば済むことだが。

このようなケースを考えると、フォトCDというのは、人間が1枚1枚やっているわけではなさそうだ。もしそうなら、手焼きのプリントのように、コストが掛かってしまうだろう。
しかし、少なくともチェックくらいは人間がやって欲しいと思う。これは、フォトCDに対して期待を込めた要望だ。