[041] 2000年 5月28日(日)
「フォトCDの再認識」
先週、久しぶりにフォトCD仕上げをヨドバシカメラで依頼し、昨日受け取った。
実は、我輩はこの仕上げを楽しみにしていた。
写っている写真そのものではなく、フォトCDの実力が分かるからだ。
今回、フォトCDの書き込みを依頼した写真は、3年ほど前にもフォトCD化したものと同じ写真だ。
これで比較をしようというわけだ。
我輩はフィルムスキャナーを使って写真を取り込むことがある。しかし、ネックは取込み時の調整である。
いかに優れたスキャナーであろうとも、そのドライバソフトの出来や、オペレータの調整の具合によって、満足できる結果を得るのは難しい。前の晩に取った画像が、次の朝見てみると変な感じだったということもある。必死になってやればやるほど、色の偏りやガンマ値の変化に自分の目が慣れてしまう。
当然、3年前に自分で取った画像で気に入らないものもある。当時は満足できていたにも関わらず・・・。
さて、フォトCDの結果だが。
なんと3年前のフォトCDと現在のフォトCDでは、違いがほとんど見られない。多少、明るさが違う写真もあったが、左右に並べてみなければ気付かない程度だ(ディスプレイによっては、画面の左右で輝度が違うようなものもあるので注意が必要だが)。
まあ、それが商売なのだから当たり前といえば当たり前なのだが、それこそ当たり前のように色が変わる「プリントの焼き増し」に比べれば、ほとんど感動的と言っても良い。
よほどしっかりした調整基準があるのだろうと想像する。
まあ、今回のケースは、たった1度のテストであるため、テストの信頼度はどれくらいあるか分からない。
しかし、それでも十分見直したぞフォトCD。
フォトCDを10枚(写真1000枚)作ると、フィルムスキャナの価格くらいにはなる。さて、どちらがお得かな?
ただ、納期が1週間というのは、ちょっと長すぎるような気がするが・・・。いやいや、自分でスキャンする手間を考えると、満足できるか。
※フォトCD10枚(マウント入りのリバーサルフィルム1000枚)の価格
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取込み料
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1,000カットx@120=120,000円
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ディスク料
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10枚x@1,000=10,000円
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基本料金
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10枚x@500=5,000円
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消費税
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6,750円
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合計
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141,750円
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