[031] 2000年 5月15日(月)
「プラモデル」
一昔前、いろいろなプラモデルがあった。
「飛行機」や「自動車」、「バイク」、「戦艦」、「戦車」、「拳銃」、「合体ロボット」、「大阪城」、・・・。中には、「扇風機」や「ステレオコンポ」もあった。試行錯誤の段階だったのかも知れない。
しかし不思議に思うのは、なぜかカメラのプラモデルが無いということだ。あれなら1/1スケールで、拳銃のプラモデルと同じだ。しかも拳銃は本物の採寸が国内では不可能だが、カメラなら国内で可能である。ともすれば、図面など引かずに現物の部品を使って金型(かながた)ができるかも知れない。昔は図面を引かずに木型だけで金型を起こしたことも多かったのだから、可能だと思う。
もし、今そういうプラモデルが作られるのなら、現在の技術でレンズ付きフィルムと同じくらいの写真が撮れると面白い(いくらなんでも無理か)。手始めに、気軽に買えないような高価なプロ用カメラからモデル化すれば、そこそこ売れそうな気がするのだが、どうだろう・・・?
とりあえず、我輩が勝手に考えた、カメラプラモデルのスペックを以下に挙げておく。
- レンズ着脱可能で、本物の交換レンズも装着できる。強度を保つため、マウントはABS樹脂製。
- キット同梱レンズはクリアプラスチック製。プラスチックの屈折率に合わせるため、光学系は多少改良する。
- シャッターユニットは簡易的なもの。また別売りで完成品のシャッターユニットも用意される。コストを抑えるため、シャッタースピードはどちらのユニットも1/125秒単速のみ。
最近は、ほとんどがプラスチックボディのカメラであるから、プラモデルでもそのまま本物っぽく見えるのが都合良い。
「東京マルイ」とか、「アオシマ」あたりで商品化してくれないか・・・?
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