かなり昔から言われていることだが、「銃」と「カメラ」はよく似ている。
くだらない雑文ではあるが、ここで我輩なりの意見を述べてみる。
- 「ターゲットを狙う」というところと「被写体を狙う」というところが似ている。
- 「弾の種類」と「フィルムの種類」で性能や用途が変わるところが似ている。
- 「ハンマーをコックして引き金を引く」というのと「シャッターをチャージしてレリーズボタンを押す」というのが似ている。
- 「口径がいろいろある」ということと「フィルムサイズがいろいろある」というところが似ている。
- ニコンとキヤノンの反対志向(ピントリングの回転方向やバヨネットの方向、絞り値の方向、シャッターダイヤルの方向すべてが互いに逆)であることと、S&Wとコルトの反対志向(リボルバーのシリンダー回転方向や、プレートカバーの位置)が似ている。
- 「ホットロード(火薬を多く詰めること)」と「増感」が似ている。
- 「モリブデン鋼(黒)とステンレス鋼(白)の2種類ある」ということと「ブラック仕上げ(黒)とクローム仕上げ(白)の2種類ある」ということが似ている。
- 「最近、プラスチックを使った銃(グロックやステアー)が増えてきた」ということと、「最近、プラスチックカメラが増えてきた(と言うか席巻してる)」ということが似ている。
- どちらも、原理的には電力を必要としないという点が似ている。
- 「リボルバーとオート」と、「MFカメラとAFカメラ」の位置付けが似ている。リボルバーも、MFカメラも、根強い人気がある。
- 「重い銃のほうが、銃口のハネ上がり(マズルジャンプ)が少ない」ということと、「重いカメラのほうがブレが少ない」ということが似ている。