[020] 2000年 4月30日(日)
「ペンタックスLX到着」
本日、マップカメラよりペンタックスLXが到着した。ニコンとは違い、箱は横に広い。
システムファインダーも同時購入したが、ベース部と接眼部の接続は、意外にもネジ式ではなくバヨネット式であった。その小さなバヨネットは、まるで「ペンタックス/オート110」のマウントのような雰囲気を漂わせている。しばらく眺めていたかったのだが、ホコリが入ると厄介なので、すぐフタをした。
ボディの塗装は、ニコンに比べると少し雑な印象を受ける。小さな点だが、塗料が1つのホコリを噛んでいたのを見つけたのだ。
動作感は、新品の硬さがあってよろしい。ガタは無い。
ただ、同時購入したシャッターボタンアタッチメントには閉口した。これは、シャッターを押しやすいように、シャッターボタンにネジ込んで使うアダプターなのだが、単なるプラスチックなのだ。ネジ部も含めたワンピースタイプの部品だ。最初、シンクロ接点のプラスチックカバーかと思ったぞ。まあ、80円の商品だからな。
保管ボックスに格納する前に、写真撮影を行う。
レンズがF1.2のため、かなり大口(おおぐち)という印象だ。「大口径」というのは、「大・口径」ではなく、「大口・径」なんだなと、くだらないことを考えたりした。
さすがに作りが良いだけあり、写真にも貫禄が出ている。
これを実際に使う時というのはどういう時だろうか。
想像するに、それは我輩の死にぎわかも知れぬ。まずその可能性が高い。いやはや、死ぬ時は畳の上で死にたいものよ。事故などで即死でもすれば、使うチャンスは巡っては来ないのだからな。
そういう観点から、我輩は、ガンの告知などはやって欲しいと思う。死期が近いと分かれば、やることは実に多い。
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